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2015年11月08日10:54

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「JRの映像展-24fps」オープニングへ

貧困や差別、弾圧の下で暮らす世界各国の人々の顔を撮影し、それを拡大プリントし、屋外に掲出するという活動を続けるフランス出身のアーティストであるJRの個展「JRの映像展-24fps」が今日から11月29日までの会期で、外苑前のワタリウム美術館で開催される。昨日はそのオープニングセレモニーがあり、また、それに合わせて、JR本人も出席するプレミアム上映も行われたので、行ってきた。
今回、公開されるJRの映像は「レボスケ」「エリス」「リヴァージュ」の3本。この内、2階フロアーでのプレミアム上映では、「エリス」と「リヴァージュ」の2本を上映後、JRとCim↑Pomのエリィさん、あと1名、名前を忘れたが、映像作家の方が登壇し、映画を観ての感想等、トークショーが行われた。
2本の内の1本、「エリス」は今年完成の、13分44秒の作品。ニューヨークの自由の女神の隣りにあるエリス島には、かつて、移民局があり、多くの移民がそこを通過して、ニューヨークの新天地での生活を始めたり、また、入国を認められなかった移民にとっては、そこが夢の終わりの場所となった。JRはエリス島にある移民局の廃病院の床や壁に、移民たちや職員の写真を貼り、その記憶を今に蘇らせる。この島で、アメリカへの入国を拒否され、そのまま幽霊になってしまった男を、名優ロバート・デ・ニーロが演じ、ナレーターも兼ねる、大変、印象深い作品である。
JRの活動の幅を拡げる、新展開ともいうべき、映像作品展である。
残る1本、「レボスケ」は4階のフロアーでの上映となったが、参加者が殺到したため、会期中にもう1度来て、観ることにして、帰宅。今日からの映像展では、2・3・4階の各フロアーで、1作品ずつ、くり返し、上映される。

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