mixiユーザー(id:1850594)

2015年03月07日12:34

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「アメリカン・スナイパー」

レビューに載せようとしましたが、何故か、検索すると「該当なし」になってしまうので・・。

実在した米軍ネイビー・シールズのスナイパー、クリス・パインの自伝を、巨匠クリント・イーストウッド監督が映画化し、「アカデミー賞最有力候補」といわれた作品(取れなかったけれども・・ねッ)。
ブラッドリー・クーパー演じるクリス・パインは、自ら望んで、ネービー・シールズの兵士になり、イラクでの地上戦に参加し、そのスナイパーとしての凄腕を遺憾なく発揮し、「レジェンド」と呼ばれる存在になる。しかし、4度のイラク行きを経て、家族のもとに戻った彼を待っていたのは、深刻な戦争の後遺症だった。妻のタヤと2人の子供、その家族の愛の力で、それをやっと克服したかにみえた時、「仲間」であるハズの米軍兵士によって、彼は殺害されてしまう。
監督のイーストウッドがいうように、これは決して、戦争賛美映画ではなく、確かに「反戦映画」かもしれないが、しかし、ここで描かれるのは、あくまで、アメリカ人としての視点でのイラク戦争と、それに参加した米軍兵士の栄光と苦悩である。それを象徴するかのように、この映画では、米軍に抵抗するイラクの女性や子供を射殺する主人公の苦悩を描きつつも、最後の最後まで、主人公はイラク人を「野蛮人」と呼び続ける。
もちろん、クリント・イーストウッド監督が、仮に、アメリカ人としての視点だけでなく、抵抗するイラクの人々の視点をも踏まえて、この映画をつくったとしても、それは所詮、「偽善」であるのかもしれないとも思うが、しかし、アメリカ人の「正義」は、決して、イコール世界の「正義」ではないことくらいは、最低限、踏まえるべきであると思う。
故に、私はこの映画を、評価しない。



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