登頂後の下山先はとりあえず保留…
そうこうするうちに1600を過ぎていました。
山小屋の夕食はたいてい1700からで、私もなんとなくそのつもりでしたが、なにも素泊まりの小屋でそこまで合わせる必要も有りません。
また火を使えるのは外ですが、この頃にはかなり冷えてきているのが分かります。
いいや、もう食べちゃえ(゜∀゜)ノ
バーナーやコッヘル、α米や水を取り出します。
水場が枯れていない事も、予め確認していましたが、水量が細かったらイヤだなと考え、プラティパスの折り畳み水筒に水を入れてきていました。
飲料用と自炊用で、担いできた水類は4.5Lくらい。
少しでも減らさないとね…
寒い寒い外でお湯を沸かし、α米にお湯を入れます。
他の方とお喋りしながら、15分間の我慢…
寒い(∋_∈)
この時、正面には鳳凰三山と富士山がクッキリ見えました。
小さくオベリスクも見えています。
でも寒い(∋_∈)
15分待って、出来たがったα米「田舎ごはん」で少し暖まったところで小屋内へ。
暖房は入っていませんが、外から来ると、温度差がはっきりわかります。
さすがにする事無いので、有るだけ着込んでシュラフの中へ。
間も無く眠りに入りました。
まだ早い時間ですから、周りには話している方が大勢います。
寒い寒いと感じつつ眠っていましたが、やがて目が覚めてしまいました。
間も無く消灯となりましたが、相変わらず声を潜めようとしない人がチラホラ。
ウルサイな(-"-;)
それから2人くらい外に酒やバーナーを持ち出して、宴会を始めたよう。
しかも何かを取りに来るのか、何度も何度もバタンバタンと扉を開け閉めするから、これもウルサイし、冷気が入ります。
先ほどの声を潜めないオッサン、「バタンバタンうるせぇな」…と、相変わらず潜めない声で一言。
お前もな(`o´)
こういう大勢の人が利用する場所では、お互い様な部分が多く、多少の事には寛容でなくてはならないというのは重々承知しています。
しかしながら、「お互い様なんだから、別にこちらも気をつけなくて良いんだ」という考え方の人も多いように思えます。
「お互い様なんだから」の後に続くのは、「別に良いじゃん」ではなく、「迷惑かける度合いを極力減らそう」であるべきでしょう。
「別に良いじゃん」派の人は「〜だから寛容に」なんて、言う資格無いと私は考えています。
話は逸れましたが、外の宴会組は2200過ぎて戻ってきました。
やっと静かになる…
あれっ
また目が冴えてしまった(◎o◎)
3時くらいからは早出の人が起き出し始めましたが、なるべく静かにしようという意識は無さそうです。
皆が寝ている場所で、必要でも無さそうな会話を声を潜めずにするわ、ヘッドランプを煌々と点けたまま部屋内をドタドタうろつき回るわで、ウトウトしたと思えば目が冴えるの繰り返し。
不思議なもので、そして困ったことに、そういう時でも明け方近くなると、グッスリ眠ってしまうもの。
意識の何処かで、また早出の人が出ていった…というのを、何度も感じていましたが、ふと目が覚めると、窓が明るくなっています。
えっ、今何時?
慌てて時計を見ると、0608!
わっ
寝坊だっ(」゜□゜)」
まだかなりの人が残っていますが、前日のザックデポ組が殆どのよう。
恐らく尾白川渓谷駐車場にクルマが有り、今日は下るのみなのでしょう。
慌てて荷物を纏めて小屋を出発。
朝食抜きですが、仕方有りません。
焦っているのでついつい早足になりがちで、すぐに脚にきました。
キツい(∋_∈)
前日と同様、急登が多く、ハシゴや岩のよじ登りもあちこちに有りました。
キツい( ̄○ ̄;)
前日と同様でないのは、あちこちで岩の表面が凍っていること。
危な〜い(∋_∈)
暫く登ると、空腹を感じてきました。
朝食抜きだしな…
真田工場長の如く、実はこういう事も有るかと思って、ウィダーのゼリーを持ってきています。
岩に座って休憩しつつ、ウィダーで補給。
これで少しは良いでしょうか。
狭い岩場の通り抜けで、相手の通過を待っていると、一団の後方から「あっ、おはようございます!」の元気な声。
前日の山ガールズでした。
0300過ぎに起きて山頂に向かい、けっこう長い間過ごし、ご来光を観てきたよう。
いいなぁ…こちらは寝坊してしまいまして(∋_∈)
機会が有ったら、また何処かの山でお会いしましょう!
そう挨拶して、上と下に別れました。
それにしても、時間的にはたっぷり寝た筈なのに…
不覚(∋_∈)
気を取り直して上に向かいます。
かつて、8号目には石の鳥居が有ったそうですが、随分前に倒壊してしまったよう。
前日よりは雲が出ていますが、空は概ね晴れ。
甲斐駒山頂は雲に隠れていますが、もうすぐ雲が抜けそうです。
滑りそうな岩の斜面を登って行くと、「アレが山頂かな」と思っていたのはちょっと尖った岩で、まだ先が有りました。
するとアレか。
祠のような物も見えるので、間違いないでしょう。
山頂の前のピーク直下には、駒ヶ岳神社本宮が有ります。
傍らには鉄剣。
残る旅の安全をお願いしました。
この上のピークには大国主命の石柱が建っています。
そして一度下って砂櫟の斜面を登ると、今度こそ本物の山頂に到着。
時に0806。
あ〜疲れた。
さて
山頂で決める事にしていたこの後の下山路ですが、先ほどの神様のお告げか、ちょっと閃いて予定とおり北沢峠へ向かう事にしました。
広河原に向かうバスは、0946北沢峠発(動いていれば)。
2回乗り換えて伊那市に向かう、南アルプス林道バスは1000発。
0946はいくらなんでも無理か…
1000もかなり厳しい。
寝坊さえしなければ(∋_∈)
しかし後の祭り。
北沢峠に向かう分岐まで戻り、下り始めました。
間も無く上がってくる方がいらっしゃいます。
こんにちは〜の後、北沢峠と広河原の間のバスは動いていましたか?と聞くと、「それで来ましたから、昨日は動いていましたよ」
あれっ?
やはりと言うべきか意外な事にと言うべきか。
では昨日の話はなんだったんだろう?
傍らの話に聞き耳を立てていたのではなく、対面で話していたので聞き間違いではありません。
その方も北沢峠に下るつもりだったのを、仕方なくピストンに変更したそう。
う〜ん(・◇・)?
なんだかよく分かりませんが、動いているならそれで良かったという事にしましょう!
岩がゴロゴロするザレザレの急な下りから、なだらかな下りへ。
摩利支天にも行きたいですが…
時間を考えてここは断念する事に。
脚がかなり疲れて踏ん張りが効かない為、下りでも今イチペースが上がりません。
途中に有る駒津峰、双児山というピークでは、さほど高度差が有る訳ではないのに、脚がキツキツ(∋_∈)
双児山辺りから樹林帯の道となり、ツヅラに折れながら下っていく間に、0946はおろか、やがて1000も過ぎてしまいました。
やはり広河原まで歩きか…
そんな事を考えながら下っていくと、1030近くになって、ようやく木々の隙間に小屋の屋根のような物が見えてきました。
やれやれ…
時間はかかりましたが、なんとか北沢峠到着です(^。^;)=3
ここで改めてバスの時刻表を確認。
次は広河原行きが1330発。
伊那方面戸台口行きが1330。
かなり開くな…
ではなんか食べていきましょう!
なにしろ朝食抜きでここまで歩いてきたので、お腹ペコペコです。
7月にお世話になった「こもれび山荘」で、長衛ラーメンを戴きました。
さて…
あと2時間歩くか。
あれっ(・◇・)?
目の前のバス停に停まっている戸台口行きマイクロバスの中に、けっこう人が乗っているではないですか!
ひょっとして臨時出るの?
この戸台口行きの林道バスは、戸台口一つ手前の仙流荘が一大登山基地となっており、定期以外にも臨時が随時出ています。
しかし7月とは人出は雲泥の差であるこの時期にも動くなんて…ヽ(´∇`)ノブラボー
しかも仙流荘では約50分待ち、この時間にお風呂も入れます(゜∀゜)ノ
乗車券を買って、いそいそと車内へ。
乗客は7〜8人か…
やはりこの時期は人が少ないんだな。
そう思っていると、間も無く到着予定の登りバスに、折り返し下る予定の方がいるのだとか。
そしてやってきたバスから、10人くらいの方がいらして、いきなり満員に。
しかし山屋さんではない人がここまで来ておきながら、トンボ帰りするって、一体何しに来たんだろ?
その答えは間も無く分かりました。
北沢峠から下っていく、この林道の周囲は、実に紅葉が見事だったのです。
赤、黄、橙に、空の青と雲の白。
恐らくバス車窓から、これを観る為の往復だったのでしょう。
納得です。
やがて仙流荘に到着、入浴して汗を流し、アンダーを着替えてスッキリ。
次の高遠、飯田線の伊那市駅でも接続が良く、岡谷からスーパーあずさで帰路につきました。
但し、ずっと立ちっ放し(∋_∈)
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