三津田信三著『死相学探偵2 四隅の魔』を読み終えた。
角川ホラー文庫で、アニメっぽい表紙に、ラノベのような趣を感じる。
ちょっと前なら、小説というだけでも、「こんなことしてていいのか」と気が急いて、あまり読み進められなかったものだけどさ。
妙に楽しくて、あっという間に読んでしまった。
学びがあるとか、感動するというものではないんだけどね。
昔聞いたことのある古典的な怪談を下敷きに、突然死した大学生の死の真相をさぐるミステリ。
古典的な怪談って、あれだよね。
雪山で遭難しかけて、山小屋にたどりついた4人の登山者。
真っ暗な真夜中、眠らないように4人で四隅にわかれて、隅から隅へそっと歩き、次の隅の仲間の肩をたたく。
肩をたたかれたら、今度はたたかれた方が次の隅まで歩いてって、次の仲間の肩を叩くんだ。
そうやって、体を動かしつつ、眠らないようにして、なんとか夜を明かすんだね。
そして明け方が近づいたころに気づくんだ。
これは、5人いなければ成立しない、ということに・・・
いやぁ、山の怪談としてわりとメジャーなので、知っている人も多いんじゃないかな。
そういう古典的な題材を下敷きにしつつ、ミステリとしての謎解きもあり、楽しかったね。
全部で8巻くらいまであって、電子書籍のセールでいっきに買っているから、折を見て楽しんでいこう。
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