今朝はZARDの2ndアルバム『もう探さない』(1991年12月)を聴きました。
オリコンでは最高位36位止まりで、あんまり売れませんでした。オレもリアルタイムでは全く知らず、1stと並んでこれも後追いです。
まず、ジャケットが印象的。後のZARDの優しく穏やかな雰囲気とは違って、ダークです。でも、これはこれでカッコいい!
この2ndも7曲しか入ってなくて、まだ完全なフルアルバムじゃないです。ただ、中身は充実してる。1stアルバムはまだ試行錯誤感があって、曲によってはKIX-Sみたいになっちゃってるのもあったりしたけど、この2ndでは方向性が定まって、「ミディアム・テンポのロック/ポップス」が中心になってます。また、このアルバムから歌詞は全て泉水さんが書くようになりました。「素直に言えなくて」と「いつかは…」では作曲にもチャレンジしてます。
オレが特に好きなのは4曲目「ひとりが好き」とラスト7曲目の「いつかは…」です。
ガラスが砕け散る効果音が印象的な「ひとりが好き」は歌詞がホントいいね。
「もう気にしないで/ひとりがこんなに好き」
「愛してやさしさを失うよりは/見つめていたい/近くて遠すぎる/あなたの影を抱いて」
フラレた負け惜しみのようにも聞こえますが、このヒロインはもっと精神的に成熟した大人なのではないかと思います。消えかけた愛に縋り付いてもストーカーみたいになって、余計に惨めになりますからね。
「いつかは…」は泉水さんの作詞・作曲したバラードです。
「どんなに時間を縛ってもほどける/あとどれくらい生きられるのか」
最初ちょっとビックリした歌詞です。実際にはあり得ないでしょうが、まるで泉水さん、自分の早すぎる死を予感していたようにも思えてしまいます。
「いつかは情熱も記憶の底へ/愛し合う二人もセピアに変わる」
「忘れないでずっと/あなたの中に生き続けるわ」
こういう恋愛観は、デビュー曲「Good-bye My Loneliness」とも共通してますね。これがZARDの世界の根っこにある感覚なのかな…。
「いつかは全てが消えてしまう。あなたも私もいつかは死ぬ。だからこそ、今を大切にしましょう。眠れない夜を抱いたり、揺れる想いにときめいたり、誰かに心を開いたりしながら、負けないで生きていきましょう。」
結局ZARDの歌って、そういうことを表現していたのかな?とも思いますね…。
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