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2026年08月22日08:39

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松原照子の「世見」(転載)

本日の世見  2026年8月22日(土曜日)

『日本の神様』

日本誕生の鍵を握る神社が、日本各地にあります。
福島、茨城、長野、愛知、三重、福井、滋賀、京都(4社)、奈良(2社)、大阪、島根、福岡、大分です。
日本は仏教伝来前から、「祖霊崇拝」がとても盛んでした。
ご先祖様の霊は山に登られて浄化され、天に昇って行かれると信じていました。

山や川、巨木や巨石には精霊が棲むとされる信仰があり、日本古来の神々は、先祖の霊と精霊が合したもので、後の世で、人々はこれを「氏神様」と呼ぶようになっていきました。
この氏神様は、一年に一度、近くの山の頂に降臨するとされていて、神霊はいつも巨岩などを目印にしてやって来られ、神様はその巨岩にお座りになる、と古代人は信じていたのです。
この巨岩のことを「磐座(いわくら)」といいます。

人々は、神様が降臨されるところに榊を立て、その榊を「神籬(ひもろぎ)」といい、神霊が寄り付く依代(よりしろ)の役目を果たすものとしたのです。
古代の神社では、人々が磐座(巨岩)の前に神籬(榊)を供えて、神霊を迎え、神様に供える飲食物「神饌(しんせん)」を供してから、喜びの言葉である祝詞(のりと)を上げ、舞を披露して、お越しになった神様を歓待したのです。
このことは、今も各地の神社で行われている祭礼です。
ただ今とは違い、古代の神社には社殿はありませんでした。

世界遺産の紀伊山地の霊場と参詣道の一部、熊野速玉大社の摂社・神倉神社の御神体「ゴトビキ岩」は、写真でもいいので、一度ご覧になってみてください。
きっと、エネルギーと申しますか、人間力では到底手に入れることのできないパワーを感じると思います。
時代が進むと、先祖の霊を中心とする神は氏神様となり、精霊を中心とする神を神様と呼ぶようになりました。
氏神は“血縁”で結ばれた神、産土神(うぶすなかみ)は“地縁”で結ばれた神様でしたが、今は“共同体の神”として氏神様といわれています。
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