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2026年08月06日23:00

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養血類の食薬、ほうれん草

五気六味:涼/甘、渋
帰経:胃、大腸、膀胱

はたらき・適応症状

1、養血止血
血の不足による顔色蒼白、視力低下、出血、夜盲症

2、斂陰潤燥止渇
のどの渇き、便秘、痔の予防

ほうれん草の中医学的効能とは?血を養い、目と腸の健康を支える緑黄色野菜
ほうれん草は、食卓でおなじみの緑黄色野菜です。おひたしや炒め物、スープなど幅広い料理に使われ、栄養価の高さでも知られています。

中医学では、ほうれん草は「血」を養い、体に潤いを与える食材として古くから親しまれてきました。特に、貧血傾向や目の疲れ、便秘が気になる方におすすめの薬膳食材です。

今回は、ほうれん草の中医学的な効能についてご紹介します。

ほうれん草の基本性質
五気六味:涼・甘・渋
帰経:胃・大腸・膀胱
ほうれん草は、体の余分な熱を穏やかに冷ます「涼性」の食材です。

「甘味」には体を養い、潤す働きがあり、「渋味」には引き締める作用があります。胃・大腸・膀胱に作用し、血を補いながら体内の潤いを保つと考えられています。

1.養血止血(血を養い、出血を防ぐ)
ほうれん草の代表的な働きが「養血止血」です。

中医学では、「血」は全身に栄養を届けるだけでなく、目や皮膚、筋肉などの健康を維持する重要な役割を担っています。

次のような症状に適しています。

顔色が青白い
視力の低下
目の疲れ
夜盲症
出血しやすい
血が不足すると、顔色が悪くなったり、目に十分な栄養が届かず視力の低下や目の乾燥、疲れ目などが現れやすくなると考えられています。

また、ほうれん草には止血を助ける働きもあるとされ、中医学では鼻血や軽度の出血傾向の改善を目的に用いられることがあります。

2.斂陰潤燥止渇(体に潤いを与え、乾燥を改善する)
ほうれん草には体の潤いを補い、乾燥による不調を改善する働きがあります。

次のような症状におすすめです。

のどの渇き
便秘
痔の予防
乾燥しやすい体質
中医学では、体内の潤い(陰液)が不足すると、便が硬くなったり、のどの渇きや皮膚の乾燥などが起こりやすくなると考えられています。

ほうれん草は腸を潤し、自然な排便を促すことで、乾燥による便秘や痔の予防にも役立つとされています。

現代栄養学から見たほうれん草
ほうれん草には、β-カロテン、葉酸、ビタミンC、ビタミンK、鉄、カリウム、マグネシウムなど、さまざまな栄養素が含まれています。

特に葉酸は赤血球の生成に関わる栄養素であり、妊娠を希望する女性や妊娠初期の女性にとっても重要な栄養素です。

また、β-カロテンは体内で必要に応じてビタミンAに変換され、目や皮膚、粘膜の健康維持に役立ちます。

一方で、ほうれん草にはシュウ酸も含まれているため、えぐみが気になる場合は下ゆでをしてから調理すると食べやすくなります。腎結石の既往がある方は、摂取量や調理法について医師や管理栄養士に相談すると安心です。

ほうれん草をおいしく取り入れるポイント
ほうれん草はさまざまな料理に活用できます。

おすすめの食べ方には、

ほうれん草のおひたし
ごま和え
ベーコンや卵とのソテー
味噌汁やスープ
グラタンやキッシュ
などがあります。

また、油を使って調理するとβ-カロテンの吸収率が高まるため、炒め物やオリーブオイルを使った料理もおすすめです。

まとめ
ほうれん草は中医学において、

血を養い、顔色や目の健康をサポートする
出血しやすい体質を整える働きがあるとされる
体に潤いを与え、のどの渇きや便秘を改善する
腸を潤し、痔の予防にも役立つと考えられている
という働きを持つ、栄養豊富な薬膳食材です。

毎日の食卓に取り入れやすく、目の疲れが気になる方や便秘に悩む方、健康維持を目指す方におすすめです。季節の食材と組み合わせながら、ほうれん草を上手に取り入れて、体の内側から健やかな毎日を目指しましょう。

詳細はこちらへ
https://ameblo.jp/stephen19690326/entry-12974533024.html
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