子宮筋腫があって貧血気味の人、薬出すほどじゃないけど「このままだと‥」な場合、
食事指導をする。鉄の多い食事をしろってこと。
子宮筋腫の貧血は月経で少しずつ減って全く症状がない、という慢性貧血なので、
鉄摂取も「毎食少しずつ」入れていかないと効果がない。
そう指導すると「あー、朝食食べない週間なんですよねー」と言う患者がいる。
たいてい30代後半から40代はじめで、そういうときなんか自慢そう。
「自分だけの価値観大事にしてるんでー」みたいに見える。
ああそうですか、と言う。
40過ぎたら1日3食で栄養バランスとっていかないと
体壊しますよ、と言う。
体壊してもいいなら、健康より「自分のやりたいこと」優先ってことなんで、
筋腫の定期検査も不要です。もうここに来なくて結構です、と言う。
だって、どんどん状態悪くなるのがわかってる患者を見たくないっしょ。
医者だから。
「酒飲めば死ぬ」患者が酒をやめず、酒飲んで具合悪くなるとくるとしたら、
嫌になってあたりまえ、それと同じこと。
ま、理屈を通せば「当院の診療方針と合わない」ので「よそでどうぞ」かな。
食事は非常に個人的なもの、他人が口出しできないもの。
でも、その食事でとある疾患が悪化する、悪い影響を受けるとしたら
医者は指導をせざるを得ない、それが仕事。
言われたくないならそこに行かないしかない、それは患者の自由。
ワシはまだ震災前だけど、42歳の筋腫患者が心肺停止で搬送されたのを見た。
勤務先じゃない病院に通院してて、内服では貧血改善しなくなってたので、
「子宮を取る手術」を主治医が勧めたら受診しなくなった。
それから8ヶ月くらいだったかな。
日曜日のお昼に家族で外食して、帰宅して玄関入ったところで倒れた。
そのときもう呼吸してなかったらしい。
月経中だったので、もともとひどい貧血だっだのが急激に進行し、
脳に全く酸素がいかなくなって「シャットダウン」したんだろうね。
出かけて食事して帰宅、ずーっと家族といっしょにいて特に変わった様子もなく、
玄関入ったとたんに倒れて心肺停止。
説明したけど家族は全く理解できなくて呆然としていたよ。
子宮筋腫の貧血はそこまでいく。
「自覚症状がないから問題ない」わけじゃない。
これは極端な話だけど、栄養バランスの崩れで疾患が悪化する場合は
何も症状がないまま突然くる場合がけっこうある。
妊娠悪阻(つわり)やアル中でビタミンB不足でコルサコフ症候群、とかね。
これは、突然の記憶障害や見当識障害が出るんだけど、
本人もわけがわからず周囲もびっくりする。
好きなもの(酒)だけとって元気だったからそれでいいと思ってた、とか言う。
ああそうですか、と思う。
自分の人生だから好きにしたらいい。
死ぬのも自由、文句を言うな。
■<40歳を過ぎたら…>食べ過ぎ、徹夜、若作りは逆効果?頑張るほど老け見えの理由とは
(ママスタセレクト - 07月31日 21:20)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=176&from=diary&id=8890311
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