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2026年06月29日21:34

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実は「満を持して」だったりするが。

林家正蔵が落語協会新会長選出 30日就任会見へ 俳優、声優としても活躍「タッチ」では捕手役
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=8&from=diary&id=8847197
一般社団法人落語協会の理事会が開催され、新たな会長に9代目林家正蔵(63歳)が選出された、ですか。明日の30日に都内で就任会見が行われるそうですが、現在の会長である柳家さん喬(77歳)が1期2年で退任(恐らく、健康面の事情か)し、その後を受ける形での就任となるようです。
9代目林家正蔵と言えば、祖父が7代目林家正蔵(1894〜1949)、父が初代林家三平(1925〜1980)、母がエッセイストの海老名香葉子(1933〜2025)で、昭和53年に三平に入門し林家こぶ平を名乗り、昭和56年に二つ目、昭和62年に真打ちに昇進し、テレビのバラエティー番組や俳優としての出演で知名度を上げましたが、そのやや甲高い声や“お坊ちゃん”的なキャラクターからバラエティー番組では「いじられ役」のイメージが強く、平成17年に9代目林家正蔵を襲名した当時は「あのこぶ平が「林家正蔵」という大名跡を襲名するとは」と、“分不相応”に見られていた感がありました。
9代目正蔵襲名当初はこぶ平時代からの継続の形でテレビやラジオの出演もこなしていましたが、徐々に活動の中心を高座に移し、テレビ出演はずいぶん減った印象がありますが、「こぶ平の正蔵」と言われることもあるようで、その印象は未だに残っているようです。落語協会では平成26年から6期12年副会長を務めていて、ある意味、“満を持して”の会長就任かもしれませんが、正蔵と同時に会長に就任した前々任の会長で正蔵より1歳上の4代目柳亭市馬が5期10年で退任した際にその後継会長にならずに副会長に留まったことに、「そうならざるを得ない事情」とやらがあったのでは思える面があるように感じます。
父である初代三平は、落語協会分裂騒動(昭和53年、当時の会長だった5代目柳家小さんらが行った真打大量昇進に対して、真打昇進に厳しいスタンスを取っていた6代目三遊亭圓生前会長兼最高顧問が協会を脱退し、新団体の落語三遊協会を設立した)に際して、自身の師匠である7代目橘家圓蔵が表明していた新団体参加を撤回、翻意させることに成功したという“功績”がありました(圓生とは落語観が合わないと考えていた)が、その子息の会長就任で、草場の陰で“感無量”と思っているかもしれません。どんな落語協会になりますやら……。

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