仕事中ではあったんだけど、昼を食べた少しあとくらい、スマホが鳴った。
070から始まる番号に覚えはないし、登録もしていない。
機械音声とかかな、と思いつつ、一応出ると、
「救急車、今向かっています」
「は?」
混乱しつつ、一瞬のうちに、頭の中をshu-2かshu-3になにかあったかと駆け巡る。去年だったかは、学校の部活を委託されているところから、shu-3がちょっとしたケガをした、という連絡があったものだったからだ。
それにしても、救急車?
「一歳九か月の子ということで通報されましたね?どんな様子ですか?」
「はぁ?一歳九か月?」
とまどって聞き返すと、向こうも「え?」という雰囲気に変わる。
119番に通報があったものの、救急車へ行った通報者の番号が間違っていたということか。
間違いだったということで、電話は切れた。
シャチョウ室を出てオフィスへ向かい、コードネーム=センムにこの話をする。
「うちからじゃないよねぇ」
「うちからだったとしても、shu⁻1さんのスマホにかかるのはおかしいでしょ」
「だよねぇ」
と言っていたら、急に外から救急車のサイレン。
「えー?」
ほんとにうちか?
いや、スマホにかかってくる段階で、場所関係ないだろう。
結果的にはちがったようだけど、あまりにもタイムリーでびっくりした。
いや、一歳九か月のお子さんが、無事、なにごともなかったことを祈る。
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