そういえば、ディック・フランシスをずいぶん読んでいない。
そう気がついたのは、ハヤカワ書房恒例?の夏のセールで、Amazonの電子書籍が軒並み半額になっているからだ。
俺が中学生くらいの頃に読んでいた本。
競馬ミステリといえば、知っている人もいるだろうか。
最近、本屋さんでも見かけない。
著者ディック・フランシス自身、少し前に他界していて、今は息子のフェリックス・フランシスが競馬ミステリのシリーズを書いているようだ。
競馬ミステリというと、ひとつの業界の話のようにとらえられるかもしれないけど、どちらかというと競馬は物語の背景だ。
著者フランシスが、もともと競馬の騎手だったから。
でも主人公は、いくつかの例外をのぞいて毎回ちがい、その職業も必ずしも騎手とか、厩舎の関係者というわけじゃない。
ガラス職人とか、カメラマンとかいろいろ。
俺が好きなシッド・ハレーという主人公は、もと騎手の探偵というか、調査員だった。
いずれも誇り高い男たちが出てくるんだけど、それは彼らがマッチョで強いという意味ではない。
自分の弱さを知り、悩みつつ、それでも自分の弱さを乗り越えて、問題を解決していく。
そこに魅力があったのだと思う。
最近、読んでなかったけど、こう書いていたら、なんか読むといろんなことをがんばる力が出そうな気がしてきたな。
当時で600円とかだから、薄い文庫が1000円超えるのも当たり前となった今からしても、だいぶ安い。
それが電子書籍で半額とくれば、300円台から買えちゃうんだね。
すでに10冊以上買ってしまったが、果たして読む暇があるのか。
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