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2026年06月14日12:38

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映画「旅人検視官 道場修作」

ここだけの話だが
(と、全体公開日記で言うのか?!←セルフツッコミ)
ワシはBSのいろんな局で再放送されている「昔の刑事ドラマ」が大好き。
…刑事と限らず弁護士だったり探偵だったり「もと」刑事だったりしますが。
(本人は普通人なのに兄が警察の偉い人、みたいな変則もある)(←浅見光彦
とにかくそういうやつね。
何度目かの再放送ですっかり中身知ってても好き!
結末どうなるかはらはらしないで安心して視聴できるからね。

「旅人検視官 道場修作」シリーズももちろん大好きです!
内藤剛志が出てるドラマシリーズは「警視庁捜査一課長」が一番好きですが
(水戸黄門みたいな決め台詞あるのがいいのよ。「必ずホシを挙げるっ!」)
検視官シリーズは「昔」ものの中でも新しいほうだからね。
「旅」ものなので今現在の観光地、景色、名物料理とか出てくる。
あんまり昔すぎるとドラマ背景の景色が違っていたりするものね。

「旅」にからめた警察ものでは「さすらい署長」シリーズがあるけど、
(主演は北大路欣也)
あくまでも「臨時の警察署長」としていろいろな警察署に行くので、
さすがに一日中「地元の観光名所」を巡ったりできない。
しかもなぜかいつも「赴任1日目でまだ職場に行く前」に事件に遭遇して、
そっちの捜査にまい進してしまうのよね。

その点「旅人検視官」はすでに警察を退職して(映画では58歳だった)
現役のときは全くできなかった「妻との日本各地への旅行」をしている。
妻は仕事ニンゲンの夫に文句もいわず、自分の行きたい場所をノートに書いてた。
趣味の俳句を添えて書かれた「行ったつもり紀行文」みたいなノートを
妻の死後(病死らしい)に発見して、道場は遅すぎた妻孝行をやってるわけ。
でもなぜか、行った先行った先で殺人事件に遭遇して通報者になり、
地元所轄の若手鑑識官に「あの有名な道場検視官!」と気づかれてしまう。
「わたしはもう刑事でも検視官でもない、旅の邪魔をするな」と道場は言うが、
頼りない若手に必死で相談されるとつい考え込んでしまう。
結局、事件解決に大きく貢献してしまう。

今回の旅行先は正岡子規の故郷で漱石「坊ちゃん」の舞台、豊後松山道後温泉。
高校時代から「俳句サークル」を作ってた4人組と偶然知り合うが、
宿泊先近くで殺人事件が起きて、またしても道場が通報者になってしまう。
…不思議なもんで、死体を見つけるのはいつも観光客だが、
足がすくんで体が動かず、通報できないからやむを得ず道場が通報する。

道端で腹を痛がってる妊婦を見たらワシらがつい動いてしまうようなもんか?

この「通報者」ってのがミソで、普通の殺人事件は
警察官以外は死体を見ることはできない。
ブルーシートでとっとと現場を囲ってしまうからね。
道場は通報者として死体がある場所ある状態そのまんまを見ることができるので、
「昔取った杵柄」でいろいろ把握しちゃうんだろうね。

今回は橋から転落死(事故死)の可能性が高い状況だったが、
道場は死体の手の甲に「かぶれ」があるのを無意識に認識して
「死体の皮膚に注意して」とつい口に出してしまう。
鑑識さんは「?」となるが、なんとなくその言葉が頭に残っていて
「手のかぶれ」に気付き、現場にはかぶれるような草木はない、
どこか他で殺されて運ばれてきたのでは?となるわけ。

この殺人と、20年前に道場が検視官になりたてのころに起きた殺人事件と、
ふたつがからみあいながら物語が進むのが面白い。
もちろん松山の自然や保存されている豪商の屋敷、蛇口から出るみかんジュース、
鯛めし、特産品の和ろうそくと観光案内も盛りだくさん。

ただね、もしかしたら映画じゃなく長めのTVドラマにしてもよかったかも(爆笑)。
ビール飲みながら見れるしCMでトイレにも行けるし。
ワシのような「ファン」でないならもうちょっと待って「金曜ロードショウ」で
見てもおもしろさ変わらないような気もします。
もちろんワシもTVに出たらまた見るけどな!(笑

追記;
内藤剛志ってすごく背が高いのね!
この映画の俳優さんたちの中では内藤の身長が一番でかい。
もちろん腹回りもなかなかのもの(笑)で、「捜査一課長」とは違うけど、
それが「引退してます」という状況説明にもなってると思うから許す。
ちなみに20年前の殺人事件のからみで、先輩刑事(もちろん退職後)の役として
榎本明が出てるんですがね。
いや、やっぱり名優だわ。バケモノですな。すごい演技。
迫力ありすぎて顔が怖いぞ。(目がロンパリ気味なのがいい味出してる)
最近は息子たちばっかり映像で見ててちょっと忘れてましたが、
さわやかな個性派ハンサムの息子さんたちと一線を画す怪優さんは健在でした。
「徹子の部屋」で長男のほうが「何を演じても絶対にメール」がすぐに来て
ものすごくこっちが落ち込むような罵倒メールなので読まないで消す、んですと。
久しぶりに榎本明の演技を見て、そうだろうな、と思った。
息子さんたち、まだまだですね。がんばれ。

追記2;
石黒賢が「道場の後輩刑事、今は警視庁捜査一課長」で出てくるんだけど、
道場に頼みたいことがあって松山に来る。
「なんでここがわかった?」と驚く道場に答えて
「退職後も日本各地で殺人事件の第一通報者になって、解決もしてますよね」だってさ。
「旅先で必ず殺人事件」という不自然さをさも当然のようにセリフにする。
このクサい芝居をさせるのには石黒賢はぴったりです(笑

追記3;
「検視」とは何か、「検視官」はどういう立場か、を書いた日記。
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1991695655&owner_id=8729247
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