五気六味:微寒/甘、苦、鹹
帰経:肝、大腸、胆
はたらき・適応症状
1、清肝明目
肝熱によるめまい、目の充血や腫れ・痛み・かすみ
2、潤腸通便
大腸の熱による便秘
目と腸を整える伝統素材――「決明子(けつめいし)」の薬膳的効能
決明子(けつめいし)は、エビスグサの種子を乾燥させた生薬で、古くから目の疲れを癒やし、熱を冷ましながら便通を整える目的で用いられてきました。現代では「決明子茶」として親しまれ、日々の養生にも取り入れやすい存在です。
◆ 五気六味からみた決明子
五気:微寒
穏やかに熱を冷まし、ほてりや炎症を鎮めます。
六味:甘・苦・鹹(かん)
甘味:体を和らげ、潤いを与える
苦味:余分な熱を取り除く
鹹味:滞りをやわらげ、下へ導く
帰経は 肝・大腸・胆。
目や情緒と関わる肝、排泄を担う大腸に作用します。
◆ 1.清肝明目 ― 目の疲れや充血に
東洋医学では、「肝」は目と深く関わると考えられています。
決明子は肝の熱を冷まし、目の不調を和らげます。
肝熱によるめまい
目の充血
目の腫れや痛み
目のかすみ
パソコンやスマートフォンによる目の酷使が多い現代にも適した養生素材です。
◆ 2.潤腸通便 ― 熱による便秘を改善
体に熱がこもると、腸の潤いが不足し、便秘につながることがあります。
決明子は腸を潤しながら、自然な排便を促します。
大腸の熱による便秘
強く下すのではなく、穏やかに通じを整えるのが特徴です。
◆ 日常での取り入れ方
決明子は、炒ってお茶として飲む方法が一般的です。
香ばしく飲みやすいため、日々の養生茶として続けやすい生薬です。
◆ おわりに
決明子は、

肝の熱を冷まし、目の疲れを和らげる

めまいや充血を整える

腸を潤し、便通を助ける
という働きを持つ生薬です。
目の疲れや便秘が気になるとき、決明子茶を日々の習慣に取り入れ、体の内側から穏やかに整えてみてはいかがでしょうか。
詳細はこちらへ
https://ameblo.jp/stephen19690326/entry-12966419570.html
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