正しくは「麻疹感染後の後遺症としての免疫記憶喪失」である。
たとえば初恋で思い悩んで眠れなくなるのを「はしかのようなもの」と言ったりする。
一生で一回はかかるしいずれ治る、の意味なんだろうけど
麻疹はそう簡単な病ではない。
いまだに年間に10万人の死者が出ている。
大多数はワクチン接種をしていない子供たちだ。
つまり「一生に1回はかかる」のは正しいとしても治らないこともある。
子供が1歳になる前に感染すると、症状が一時は治っても
体内で麻疹ウイルスが脳にすみついて、10年後に脳炎で亡くなったりする。
さらに、最近の研究(2019年に論文が出た)でわかったこと。
麻疹ウイルスは免疫細胞であるマクロファージに感染し、
それまでかかった病気を記憶している免疫細胞(B細胞とか)を破壊して、
「かかったことがあるから免疫あるはず」な病気にかかりやすくしてしまう。
この状態は長いと3年以上続く。
麻疹免疫がない状態で成人してから麻疹感染すると、
その後はいきなり「いろいろな病気にかかりやすい弱い人」になってしまうのだ。
以前に打ったワクチンの効果もチャラになる。
うわー。
あんな痛い思いして打った肺炎球菌ワクチンも
具合悪くなる帯状疱疹ワクチンも、なかったことになるんですか?!
それは怖い。
幸い、ワシは麻疹抗体はしっかり持っている。
自分もかかったし(死ななくてよかった)弟たちがかかるたびにブースターされて、
かなり強力に抗体産生している(はずだ)。
たかがはしか、と言ってはいけない。
言うところまでは言論の自由だがその場合、もし感染して
とんでもない高熱で苦しみ解熱後は性格狂暴になって友人を失い
(そういう後遺症もあることがわかっている)
さらに数年間、前にかかったはずの感染症にかかりまくって
仕事をさんざん休んだ結果収入源を失うとかになっても、文句言わないでね
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