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2026年03月23日23:22

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ZX-4Rあるある

比較対象となるのは私が乗り継いで来たCB750と隼になるのですが、端的に言って同程度の馬力を持つCB750と比べると圧倒的に楽しさではZX-4Rの方が上、最強クラスの大型である隼と比べると圧倒的に機動性では隼の方が上、しかし公道において持てる性能を使い切る楽しさという事では、乗った事はないのですが恐らくはミドルクラスの600ccのSSと比べてもZX-4Rの方がその用途に合っていると思います。そんなZX-4Rのあるある、では行って見ましょうか!

一、普通に走らせていると意外にかったるい
私は街中では速度が乗ってしまえば直ぐに6速にギアを上げて巡行するのですが、それでもZX-4Rは充分に速く走れていると思います。追い越し等で加速をしようとする時でも、6速の儘でも常識的な範囲であれば問題なく行えます。しかしこれが高速道路での追い越しや峠道であったりすると、3速に落としてもかったるく感じる事があります。こうした速さを求める状況では明らかにZX-4Rは回してナンボのバイクです。回して初めて本領を発揮するバイクと言えます。とは言えこのかったるさも実はZX-4Rの乗り味だったりするのですが、それは次の二にも繋がります。

二、ポジションが楽ちんでケツが痛くならない
ZX-4Rはセパハンのスポーツタイプでありながらも、ハンドル位置は意外に近くてそれほど上体を伏せなくても乗車姿勢は様になります。足付きの良さや上質のシートと相まってこれはツアラーかと思ってしまう程です。しかし速度が乗って来ると安易な姿勢では操作性にダイレクトさが欠けている様に思えて違和感を感じるのですが、それは上体を伏せる事によって一発で解決してしまいます。カーブでは妙に寝ないと思っていた車体が想いの儘に傾けられる様になって、何よりも上体が見事に安定します。この二面性こそがZX-4Rの最大の持ち味だと考えています。

三、取り回しが楽だし立ちゴケもしそうにない
隼ではあれ程に悩まされたのが嘘の様で、一度エンストから立ちゴケしそうになった時も余裕で支えられたし、カウルがあるので少し気にはするものの未舗装路にも入って行けるし、停める場所に矢鱈と神経を使う必要はありません。また操作性という点でも軽さはそのまま走りの安心感に繋がっています。しかし隼はクソ重い癖に少しでも走り出せば途端に身軽に感じられて、それは車体の剛性感や直進安定性や路面追従性が優れている証でもあるのですが、ZX-4Rは隼に比べるとやはり頼りなく思えてしまうのは確かです。それでも性能の面では軽さは正義であるのは間違いなくて、高回転域での加速感やブレーキ性能は申し分なく思えます。

四、何よりも400ccで充分と思わせる所に夢がある
排気量からするとお値段は高目ですが、それに見合うだけの必要充分な機能の恩恵を考えるならば妥当だと思えます。何よりも官能的な4気筒エンジンである事、ラムエア加圧時にはクラス最強となる80PSを発揮する事、クイックシフターがスコスコと入る上に自動ブリッピングが完璧である事、ブレーキがガツンと効く上にコントローラブルである事、そして一番肝心なのは、公道でもきっちりと回せて官能的な排気音に酔い痴れる事が出来る事で、要するに公道でこれ程に遣る気にさせて見事にそれに応えてくれるバイクは、私の知る限りでは隼とZX-4R以外にはありません。もちろんこの2車種はその速度域を異にしているのですが、それを可能としているのは、恐らくは余裕のある車体設計によって得られる一種の鷹揚さにあるのだと考えています。それは詰まる所、懐の深いバイクという事なのだと思います。ZX-4Rはリアキャリアさえ備え付ければ積載性は全く問題ありませんし、長時間ぶっ通しで走らせても殆どストレスフリーで、これは隼と同じく最適な高速ツアラーでもあります。

五、次のバイクは600ccのSSか?
これは普通二輪免許でZX-4Rに乗る人と、大型二輪免許を取って大型バイクを経験した上で、ダウンサイジングしてZX-4Rに乗り換えた人では道筋が異なると思うのですが、恐らくは大型バイクをある程度は経験して見ないと、ZX-4Rの丁度良いサイズ感というものは判らないと思います。例えば私のバイク歴を参考にして、高速道路での最適な巡航速度を示すと以下の通りになるのですが、尤もここで注意して頂きたいのは、これは速度の限界を示しているのではなくて、そこからも躊躇なくアクセルを回す事が出来て、いとも簡単に最高速度に達する事が出来るという事です。要するに貴方はその性能を本当に使い熟す事が出来ているのですかと言いたい訳ですね。

隼 巡航速度は160〜190km/h位で、最高速度の300km/h以上はメーターが回らない
ZX-4R 巡航速度は140〜170km/h位で、実質的な最高速度は220km/h位
CB750 巡航速度は130〜160km/h位で、最高速度の180km/hでリミッターが作動
W650 巡航速度は120〜150km/h位で、実質的な最高速度は170km/h位

こうして見ると、私は乗らずして推測できるのですが、

600ccのSS 巡航速度は150〜180km/h位で、実質的な最高速度は250km/h位

と考えています。しかも600ccのSSには隼とZX-4Rに認められた鷹揚さは全くなくて、紛れもないスパルタンな戦闘機です。正直、これは公道で性能をフルに引き出せる様な代物ではありませんよ。それは1000ccのSSについても然り。他にもツーリングには適さない乗車姿勢や夏場には耐え難い排熱といった様々な問題がありますが、そこまでストイックさを求められるのは私の趣味ではないです。しかしそれでも刺激を求めたいのであれば、どうぞ行っちゃって下さいな。

六、折角なので、新型CB400SFと言うか、CBR400R FOURと比べてどうなのかを簡単に

個人的バイクまとめブログ CBR400R FOURとNinja ZX-4RRのスペック/装備の比較
https://kojintekibikematomeblog.com/archives/cbr400r-four%E3%81%A8ninja-zx-4rr%E3%81%AE%E3%82%B9%E3%83%9A%E3%83%83%E3%82%AF-%E8%A3%85%E5%82%99%E3%81%AE%E6%AF%94%E8%BC%83.html

これはもう、町乗りとスポーツ走行のどちらをより重視するのかで決めたら良いのだと思います。公道において常識的な範囲内で扱うのであればどちらでも変わりなし、頭のネジがぶっ飛んでいると自覚しているのであれば、素直にZX-4Rに行った方が良さそうです。

七、その他にも乗っていてこんな所が有り難い
・一応はSSを標榜しているのに、レギュラーガソリン仕様であるのは有り難い。
・一応、SSにしては燃費が良い(かなり俊敏に走らせても20〜23km/L位はある)。
・一応はSSなのに、上体を起こして走らせられるので存分に風景を楽しめる。
・初期モデルにはあった息継ぎ問題が、恐らくは2026年モデルでは解消されている。


【再録】

【2025年11月03日】
納車されてから1ヶ月が経ちましたが、この連休で総走行距離を4172kmとして初回点検に次いで2回目のオイル交換となりました。これは私にとって最高のバイクであった隼と同等ののめり込み具合です。実際、ZX-4Rでツーリングに出掛けるのが楽しくて仕方がないし、レース用途と公道用途を絶妙な所でバランスさせている様に思います。隼の巡航速度が160〜190km/h位が最適であった様に、ZX-4Rの巡航速度は140〜170km/h位が最適だと思っています。しかしZX-4Rの良い所はゆっくりと走っていても全く急かされない所にあって、明確なパワーバンドがなくて6速でも割と何処からでもすんなりと加速してくれる所は小さな隼を思わせる様です。もちろん10000rpmを越えた辺りからの加速感には痺れさせられますし、リッターに換算して200psというのも頷けます。またツアラー然としたポジショニングや快適な座り心地や倒れ込み過ぎない素直なハンドリングには、SSと言うよりも正にアルティメットスポーツを標榜している隼を思わせる所がありますよ。

【総括】
ZX-4Rは要するに実用域に特化した小さな隼です。道理で面白い訳だ。初めはどうせ買っても物足らなくなって1, 2年で手放す事になるのではないかと思っていたのですが、これなら安心して10年は乗り続けて居られますよ。第一、大型免許は本当に必要なのか…。


湯原温泉、高速ツーリング R08 (2026) .09.23
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1992907623&owner_id=9724239

【ZX-4Rはオールラウンダー】

町乗りでは車の流れに乗るスピードであっても問題なく扱えるし、その様な状況であっても楽しみは見出せます。具体的に言うとその様な時の乗り方とは、巡行スピードに達した時には6速に上げているし、速度の調整は6速の儘で行っています。時には時速30km/h近くになって、回転数も2000rpm辺りまで落ち込む事もありますが、それでも不快な挙動は見せずに、そこからの加速は確かにもっさり感はあるものの普通に行えます。このグイグイと車体を押し出すトルク感が低速でも常に感じ取れるので、それがバイクを操る楽しさに繋がっています。

しかし私の普段の町乗りでは、巡行スピードに達した時には6速に上げてはいるものの、追い越しや擦り抜けは普通に行っているので、大概は車に先行して走らせています。つまりは制限速度+αと考えているし、加速(減速)する時には頻繁にギアチェンジを行っているし、時には町中であってもレブリミットまで回す事があったりもします。そんな私は高速道路であっても2速まで落として加速するのは必須だと考えているので、回転数を上げなければスポーティな走りは望めないと心得ています。要するに、どちらの乗り方でも楽しめるからこそZX-4Rは懐が深いと言っているのですね。

この様に町乗りからスポーツ走行まで、高次元で両立している所がZX-4Rの最大の魅力なのですが、公道でスポーツ走行を楽しむという事は、最早、下道では逸脱した行為である事は判るかと思います。もちろん高速道路であっても事態は変わらないのですが、未だその性能を発揮できる機会は多いと思います。要するに低ギアであればそれほど速度を出さずとも遊べますよと言える訳ですが、仮に上記の様な走り方をした場合には、ZX-4Rの6速での最適な巡行スピードは140〜170km/h位になります。つまりは回転数が8000rpmを越えた辺りから俊敏な加速を見せる様になるし、車体設計や公道特性を考えるならば、170km/h位までが安心して走り続けられる速度だと思います。とは言え何時でも臨むならば、(必要に応じてギアを落とし)更にアクセルを回して全開にする事で、いとも簡単に最高速度まで達してしまいます。1速から6速まで、アクセルを全開にしてレブリミットまで回す事なんて、ZX-4Rであれば全く躊躇は要りませんよ。

またZX-4Rは一応はSSを標榜しているのに、ツアラー寄りの車体設計である所も魅力で、そこからも町乗りに適している事が判ります。それにリアキャリアを備え付ければ最適な高速ツアラーとなります。この様なオールラウンダーなバイクに対して、人によってはどっち付かずといった様な評価を下したりもしますが、隼こそが歴代のバイクの中では最高と自認する私にとっても、ZX-4Rは公道では唯一無二の特別な存在です。400ccであればこそあらゆる状況で気負いなく最高のパフォーマンスを発揮してくれる…正直、ZX-4Rがあればもう大型バイクは必要ありませんよ。もちろん原付二種も。

フォト
10.02 千里浜なぎさドライブウェイにて

1年間の総走行距離、25123km
走行距離、866km
給油量、36.3L
燃費、23.8km/L
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