mixiユーザー(id:39816565)

2026年02月12日16:45

64 view

ハルビン(하얼빈)

フォト

フォト

フォト


 1909年10月に中国・ハルビンで起きた歴史的事件を映画化し、祖国独立のために闘う人々とそれを阻止しようとする勢力の攻防を描いたサスペンス。

1908年、参謀中将アン・ジュングン率いる大韓義軍は日本軍との戦闘で大きな勝利を収めた。アン・ジュングンは万国公法に従い、戦争捕虜である日本陸軍少佐・森辰雄らを解放するが、これをきっかけに大韓義軍の間ではアン・ジュングンに対する疑いとともに亀裂が生じる。1909年、アン・ジュングン、ウ・ドクスン、キム・サンヒョン、コン夫人、チェ・ジェヒョン、イ・チャンソプら、祖国奪還のために強い絆で結ばれた同志たちがウラジオストクに集まった。彼らは伊藤博文がロシアとの交渉のためハルビンに向かうことを知る。一方、日本軍は大韓義軍の密偵から、ある作戦についての情報を得る。

「コンフィデンシャル」シリーズのヒョンビンがアン・ジュングンを演じ、パク・ジョンミン、チョ・ウジン、チョン・ヨビン、イ・ドンウクが共演。日本からも伊藤博文役でリリー・フランキーが出演。「KCIA 南山の部長たち」のウ・ミンホが監督を務め、「パラサイト 半地下の家族」のホン・ギョンピョが撮影を手がけた。(映画.comより)







<2025年7月6日 劇場鑑賞>

 アン・ジュングン(安重根)の名前は聞いたことがあります。伊藤博文を暗殺した男として朝鮮半島の英雄だとか、その程度ですけど。今回、彼を主人公に、フィクションをたくさんまぶして、それでもただヒーロー然として描くのではなく、反発もされ、悩み葛藤する安重根を捉えた映画です。



 当時、日露戦争に勝利した日本は、朝鮮半島を支配下に置いたため、それに反発する「独立運動家」たちが存在しました。それが大韓義軍です。安重根もその一員でした。そして彼らは秘密裏に行動し、日本軍を急襲するなど、独立するための活動をしていました。



 ある時、極寒の地シナ山で、せっかく日本軍を追い詰めたのに、安は捕らえた森少将らを開放してしまい仲間からの反発を買います。これは万国公法に従うものではあったのだけれど、その後森少将らはすぐ日本軍本部に連絡。彼らの拠点は皆殺しの目に遭ったのでした。たまたま食料を調達に出ていて、一人だけ助かってしまった安。悔やみきれずに、日本の伊藤博文を暗殺する計画を立てます。その安が本当に伊藤を殺すまで、そしてその後の周りの様子を描いたものがこの映画です。当時、伊藤はロシアの財務大臣と会談するために、中国からロシア統治下のハルビンへ向かっていました。安たち仲間もそこへ向かいます。



 歴史で習った通り、安は暗殺を成功させます。しかし、だからと言って大きく歴史が動いたわけではなく、日本の支配も解消されませんでした。そんなところも描かれます。そして、主だった焦点は歴史に合致しているとしても、映画ですから、今作はかなり脚色されているようです。例えば、森少将も存在しなかったらしいですし、見栄えをよくするために季節を夏から極寒の冬に変えたりもしているみたいです。それでも、伊藤を悪者に描くでなく「半島支配なんて、豊臣の時代から成功した試しはないんだ」みたいな発言をさせて、韓国に一定の配慮をした人物のように描いているのはすごいですね。演じるはリリー・フランキー。



 見ごたえのある映画だったと思います。
2 1

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する