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2026年01月15日09:02

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民主主義の欠陥

■アメリカが5億ドル相当のベネズエラ産石油を売却 マドゥロ氏拘束後初めて
(TBS NEWS DIG - 01月15日 07:38)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=266&from=diary&id=8632377
民主主義は国民一人一人の為政者に対する決意を要する制度だと思う。日本は戦中に軍事政権を選んだ。実は第二次世界大戦中であっても日本は民主主義国であり、天皇中心とする帝国主義下であっても選挙により政治家が選ばれていたということは(様々な制限付き例えば立候補するにもいろいろ制限があるとか)事実だ。そして国民はどんな形であれ軍事政権を選び戦争継続と新しい支配地と資源の獲得を「是」とした。

そう言う意味では敗戦の責任がどこにあるか?と言われれば前述のようにマスコミの扇動が第一だと思うが次はそれに踊らされた国民にあると言える。

そしてアメリカの民主主義もまたここに来てその欠陥を露呈した。トランプがやっている、やろうとしていることは今までの国際秩序を破壊しながら、さらにアメリカが強くなることを狙っている。時に自分に不都合なことが起こりそうなら民主主義を否定し、独裁的で、一方的な現状変更もしてしまう。大統領がこれだけ好き勝手に出来るアメリカの民主主義や政治システムもほとんどロシアと変わりが無く、選挙の時に仏の顔をしていても当選後に豹変し、独裁者になってもそれを変更する手段がない。

これはナチスのような独裁、スターリンのような独裁と変わりが無く、国民の命を犠牲にしていないだけで独裁という性質そのものは同じと言える。こうなってしまうと4年間、国民は見ているより他なく、彼の口先三寸で世界が混とんとした状況になる可能性がある。特にウクライナとロシアの状況から手を引き、はしごを外しかねない不安定な状況はロシアがポーランドやバルト三国、フィンランドに侵攻するのに十分な余力を与えるものとなる。

それで得をするのは中国で新兵器のテストもロシアに提供することでデータを獲得し改良を重ね台湾や尖閣で使う可能性もある。ということは対岸の火事ではないという事だ。すでに経済においては日本にも多大な影響を及ぼしているが軍事的な要素が入って来ると困ったでは済まされなくなる。彼がどのようなビジョンで動いているのかが見えない(あるいは見せていない)となると分かれ道というのは常に存在し、下手をするとどっちに転ぶかで多くの人々の運命も変わって来る。日本も他人事では済まされない。それはアメリカ第一主義が念頭にあることだろうから世界がどんなに不幸になっても、戦争の勃発で疲弊してもアメリカが問題なければ関係ないということなのだろう。

こんなアメリカでアメリカ国民はどう考えているのだろうか?

以前にアメリカ人と話をしたことがある。その彼の周辺の人々はやはり身の回りの経済や生活水準、労働環境にのみ興味があるようだ。民主党が負けた原因も社会の公平性にばかりこだわり一般の人々の経済的な問題よりLGBTやLGBTQの処遇の改善や外国、移民の人々への支援の方を優先したことが原因だと言っていた。これは根強い不満として長年アメリカの一般的な国民の多くの心の奥底にマグマのようにたまり続けていたと言っていた。なのでトランプがどうこうというより民主党よりかマシというのがアメリカ国民の意見のように見えた。当然、アメリカの保守の一部ではトランプを強力に押す人々もいるのは確かだが選挙でそれなりに勝つためにはそれだけではないもっと別の問題があったということだ。

しかし、そういう身の回りの不満に対する反対票が世界へこれだけの影響を与えるとなるとその1票の重みが人々の生命や安全、地域の均衡をも破壊するとなると単なる不満のはけ口としての反対票がいかに危険かを表している。
おそらく、トランプが当選していなければ、死ななくて済んだ人が多く居たはずだと思う。(逆に民主党政権になったとしても失われた命はあっただろうが)そろらくベネズエラへの介入もグリーンランド発言も無かっただろうし、ウクライナ支援も揺るぎなかったと思う。今では中国と世界を山分けしようという考え方も取り沙汰されていて日本はどっちに取られるのか?というところで不安定な状況が将来見えてしまう。それを考えるとアメリカの選挙、アメリカ国民一人一人の意識が世界をも変えてしまうとなれば、取り返しがつかない政治システムだとしたら民主主義も欠陥と言わざるを得ない。どんな政治体制でも誰かが決断し物事を前に進めていくことが必須だ。しかし、それをより確実なものとして人類が考え出した政治システムも完全ではないことを露呈した。40年くらい前に共産主義が敗北し、資本主義が世界経済の軸となるはずだったが度重なるバブル崩壊でその有効性も一定の不安定要素を抱えながら進むものとして危険性をはらんでいる。それに加えてここに来て民主主義も世界を別の悪い方向に持って行く不安定さを見せてしまった。

アメリカがこの4年を終わる時にトランプ拳法なるものが出来てトランプ一族しか大統領職に就けない法律が出来たらどうなるのだろうか?アメリカの民主主義もそのような危険性をはらんでいる。ロシアや中国がそうなったようにアメリカもそうなってしまうのではないか?という危険性がないと言い切れるだろうか?
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