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2025年12月31日08:34

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理血類・止血類の中薬、田七人参

五気六味:温/甘、微苦
帰経:肝、胃

はたらき・適応症状

1、化瘀止血
冷え・瘀血による頭痛、胸・胃・腹の痛み、けがによる腫れ・痛み

2、活血定痛
冷え・瘀血による頭痛、胸・胃・腹の痛み、けがによる腫れ・痛み

止血と巡りを同時に整える――「田七人参(でんしちにんじん)」の薬膳的はたらき
田七人参(田七・三七人参とも呼ばれます)は、古くから**「止血の要薬」**として知られる一方、血の巡りを改善するという相反する働きをあわせ持つ、非常に特徴的な生薬です。
けがや痛み、冷えや瘀血(おけつ)による不調に用いられ、現代でも注目されています。

今回は、田七人参の性質と効能を、東洋医学の視点からご紹介します。

◆ 五気六味からみた田七人参
五気:温
体を内側から温め、冷えによって滞った血流を改善します。

六味:甘・微苦

甘:体を補い、回復を助ける

微苦:血の滞りをさばき、引き締める

帰経は 肝・胃。
血の調整を担う肝と、全身に栄養を巡らせる胃に働きかけることで、血のトラブルと痛みに幅広く対応します。

◆ 1.化瘀止血 ― 瘀血を除きながら止血する
田七人参の最大の特徴が「化瘀止血」。
通常、止血と活血は相反する作用ですが、田七人参は滞った血(瘀血)を取り除きつつ、出血を止めるという独特の働きを持っています。

冷えや瘀血による頭痛

胸・胃・腹部の刺すような痛み

けがによる腫れや痛み

これらは血の巡りが悪くなっているサイン。田七人参は、原因となる瘀血に直接アプローチします。

◆ 2.活血定痛 ― 血を巡らせ、痛みを鎮める
血流が改善されることで、痛みは自然と和らぎます。
田七人参は活血作用により、次のような症状の改善を助けます。

冷えを伴う慢性的な頭痛

胸やみぞおちの痛み

腹部の鈍痛

打撲やねんざなど、外傷後の痛みと腫れ

体を温めながら血を動かすため、冷え体質の方にも適しています。

◆ けがや慢性痛の養生に
田七人参は、外傷だけでなく、長引く痛みや冷えによる不調にも使われてきました。
「痛むところが冷える」「押すと痛い」といった症状がある場合、瘀血が関与している可能性があります。

◆ おわりに
止血と血流改善という、相反する働きをあわせ持つ田七人参。
冷えや瘀血による痛み、けがの腫れなどに対し、体の内側から回復を支える貴重な生薬です。

血の巡りを整えることは、痛みの軽減だけでなく、全身のコンディション改善にもつながります。日々の養生の知識として、田七人参の働きを覚えておくと役立つでしょう。

詳細はこちらへ
https://ameblo.jp/stephen19690326/entry-12951541689.html
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