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2025年12月22日18:18

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SALAAR/サラール(Salaar: Part 1 – Ceasefire)

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 「バーフバリ」シリーズの俳優プラバースと「K.G.F」シリーズの監督プラシャーント・ニールがタッグを組み、インド全土が恐れる謎の都市国家カンサールの王座を巡って繰り広げられる壮絶なバトルを圧倒的スケールで活写したアクション。

盗賊を生業にする部族によって建国されたカンサール。10歳の少年デーヴァは、王の息子である親友ヴァラダのためならどんな相手にも立ち向かい、必ず倒してきた。一方のヴァラダも、自らの領地を犠牲にしてデーヴァと彼の母の窮地を救う。デーヴァは「名前を呼べば、必ず駆けつける」とヴァラダに誓ってカンサールを去り、母とともに辺境の村に身を隠す。月日は流れ、カンサールでは王位継承を巡る骨肉の争いが繰り広げられていた。各陣営が世界中から凶悪な傭兵たちを集めるなか、ヴァラダから助けを求められたデーヴァは、かつての約束を守るためカンサールへ舞い戻る。

プラバースがデーヴァ、「セルロイド」のプリトビラージ・スクマーランが親友ヴァラダを演じ、「ザ・フェイス」のシュルティ・ハーサン、「ランガスタラム」のジャガパティ・バーブが共演。(映画.comより)







<2025年5月11日 録画鑑賞>

 インド映画なので、とても長いんです。あらすじは上のようになっていますが、実はもっともっとややこしくて、詳しく書き始めるときりがない感じです。それで「part1」だというのだから驚く。



 冒頭は1985年。架空の都市国家カンサールの元首ラージャ・マンナルの息子ヴァラダは、正妻の息子(つまり兄、長兄)に名誉と権力の象徴である鼻輪を奪われるが、幼いころから一緒に育った親友デーヴァが取り返してくれます。しかし、もともと盗賊を生業とする3部族(マンナル族、シャウリャンガ族、ガニヤル族)が一つになってできた国家であるカンサール。シャウリャンガ族であるデーヴァの母は抗争に巻き込まれ、ガニヤル族のランガの父に命を狙われます。そこを救ったのがヴァラダ。しかし、デーヴァ母子の命と引き換えに、父から与えられた領地を手放すことになり、これ以降、ヴァラダは父から冷遇されることになります。カンサールを脱出した母子。デーヴァは「名前を呼べば、必ず駆け付ける」とヴァラダに約束してカンサールを去っていくのでした。



 そして、次は急に現代。設定は2017年。アメリカ合衆国で活躍する実業家クリシュナカントの娘アディヤは、母の遺言を果たすためヴァラーナーシーに向かおうとして、突然誘拐されそうになります。父の仲間ビラールに助け出され、ある炭鉱町にかくまわれますが、そこはデーヴァ母子が住む町でした。デーヴァの母が運営する学校で教師として働き始めたアディヤ。しかし、再びさらわれそうになったところを今度はデーヴァに助け出されます。再び抗争に巻き込まれることを嫌ったデーヴァの母は、息子を連れて町を去ろうとしますが、その途中にアディヤとビラールが連行されるのを見てデーヴァに救出を命じます。が、それによってデーヴァの存在がカンサール側に知れるところとなってしまいました。親友だったヴァラダの異母姉ラーダーはヴァラダとデーヴァを対立させようと画策します。



 次はビラールがカンサールの歴史をアディヤに語って聞かせるパートとなります。時は1127年。盗賊業を生業とする3部族によって建国されたカンサール。それなりの均衡を保ち、長く続いたカンサールも、1974年のインド独立時に際しては、当時の元首シヴァ・マンナルがインド政府に自治権を認めさせると同時にその存在を地図から抹消させることに成功します。そして法律を作り、8人の大領主と61人の小領主を任命し、支配体制を確立しました。しかし、シヴァ・マンナルが死去すると、やはり3つの部族は争い始めるのです。歴史の定番ですね。結果、次期元首だったダーラ(シャウリャンガ族)とシャウリャンガ族を滅ぼしたラージャ・マンナル(シヴァ・マンナルの息子)が元首となります。彼は、残るガニヤル族の5人と自分の親族を大領主に任命し、娘ラーダーを元首代理に任命して支配体制を確立しました。このラージャ・マンナルが、最初に出てきた”鼻輪事件”のヴァラダのお父さんで、ヴァラダは主人公デーヴァの親友なわけです。前パートに出てきた「デーヴァを見つけたヴァラダの異母姉」ラーダーがここに出てきたわけです。前述のように、領地を分け与えてしまったヴァラダは、父から冷遇されています。



 そして最後は、2010年の話。異母姉ラーダーの夫バーラヴァの提案により、和解したラージャ・マンナル(父)とヴァラダ(次男・主人公デーヴァの親友)。しかし、ヴァラダを大領主に復帰させるために、大領主の地位を手放すように命じられたガニヤル族のランガはたまったものではありません。またもや、ラージャ・マンナルの不在時に争いが起きてしまいます。もちろん、停戦を命じる者もいて、結果的には投票が行われることになったのですが、不穏な雰囲気は消えません。ヴァラダはデーヴァを呼び寄せました。しかし、このデーヴァ、本当に強いのですが、その力の使い方が尋常ではありません。狂人じみています。演じるは我らがプラバース。しかし、ちょっと怖かったですね。そして、争ってばかりいるその話の中で、最後にはデーヴァが実はシャウリャンガ族の大領主の息子であり、カンサールの正当な支配者であることが明かされます。



 この映画はここまでです。どこがどんなふうに続編とつながるのか、かなり頭を整理しないとわからないかもです。デーヴァがカンサールに帰ってきた当初はヴァラダと争っている場面があり、描かれてない時代に何かがあったことが示唆されていましたし、デーヴァに守られるばかりだったヴァラダが、なぜかデーヴァが返ってきたときにはアクションばりばりに強くなってたし、この辺にもほかの話が潜んでいるのかもしれません。また、何度も誘拐されそうになっていたアディヤも、なんだったのか宙ぶらりんなままですし。



 しかし、壮大すぎて(?)ややこしかったな。ちょっと「デューン」みたいな。一緒にしたらダメか(笑)。今は、「2」あるいは「3」がちゃんと日本で公開されるのか、心配しています。
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