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2025年12月17日21:18

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理血類・止血類の食材、蓮根

五気六味:寒/甘
帰経:脾、心、胃

はたらき・適応症状

1、涼血散瘀・清熱生津
熱邪による出血、目の充血・痛み

2、健胃開胃止瀉
食欲不振、下痢

3、養血生肌
貧血、皮膚の慢性の潰瘍

体の熱を鎮め、巡りを整える食材――「蓮根(れんこん)」の薬膳的魅力
シャキシャキとした食感で親しまれている蓮根は、実は東洋医学の視点から見ると、体の熱を冷まし、血と胃腸を整える力を持つ優れた食材です。日常の食卓に登場することの多い蓮根ですが、薬膳では体調を整える“食養生”として古くから活用されてきました。

今回は、蓮根の働きを五気六味の考え方に基づいてご紹介します。

◆ 五気六味からみた蓮根
五気:寒
体にこもった余分な熱を冷まし、炎症や出血を鎮めます。

六味:甘
緊張をゆるめ、体を滋養しながら穏やかに整える性質があります。

作用する帰経は 脾・心・胃。
消化機能だけでなく、血や心の状態にも関わる点が蓮根の特徴です。

◆ 1.涼血散瘀・清熱生津 ― 熱を冷まし、潤いを生む
蓮根は、血にこもった熱を冷まし、滞りを散らす働きを持っています。

この作用により、

熱邪による出血

目の充血や痛み

体のほてりや乾き

といった症状の緩和が期待できます。
さらに「生津(せいしん)」、つまり体の潤いを生み出す作用があるため、乾燥や熱による不快感をやさしく鎮めてくれます。

◆ 2.健胃開胃止瀉 ― 胃腸を整え、食欲を支える
寒性の食材でありながら、蓮根は脾・胃を養い、消化機能を助ける働きもあります。

食欲不振

胃が重い感じ

下痢が続く

こうした症状は、胃腸の働きが弱っているサイン。
蓮根の甘味は脾胃を補い、無理なく食欲を回復させてくれます。

◆ 3.養血生肌 ― 血を養い、肌を回復へ導く
蓮根は血を養い、傷ついた組織の回復を助ける性質も持っています。

貧血傾向

皮膚の慢性的な潰瘍

回復が遅い傷や肌トラブル

といった状態の改善を内側から支え、体の修復力を高めてくれます。

◆ 食養生としての蓮根
蓮根は、加熱すると性質がやや穏やかになり、冷えが気になる方でも取り入れやすくなります。体調や季節に応じて、調理法を変えるのも薬膳の知恵です。

◆ おわりに
体にこもった熱を冷まし、血と胃腸を整え、回復力を高める蓮根。
身近な食材でありながら、熱による不調や胃腸の弱り、血の不足をやさしく支えてくれる頼もしい存在です。

日々の食卓に蓮根を取り入れ、季節や体調に寄り添った養生を始めてみてはいかがでしょうか。

詳細はこちらへ
https://ameblo.jp/stephen19690326/entry-12950009723.html
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