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2025年11月26日13:22

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女子トイレの問題

藤原 純衛

昨日の出先でも、けさの東京駅でも、まったく同じ光景に出くわしました。
女子トイレにずらりと伸びる長い行列。
そして、その少し離れた通路の端で所在なげに立ち尽くす男性たち。
まぁ、自分自身もそうだったのですが

もちろんカメラを向けるわけにはいかないので、画像生成で“あの空気”を再現してみたのですが、でき上がった男性陣の表情がまたリアルでして。
スマホを触ってはいるけれど、完全に上の空。
あの「虚無」、昨日の現場でもまさに同じでした。

観察していてふと思ったのは、これは「女子トイレが混む=女性だけの問題」という単純な話ではないという点です。
女性は構造的に時間がかかる。
一方、男性側は「待つ」というかたちで無限に近い待ち時間を消費させられる。

自分ではどうにもできない“巻き添え型のボトルネック”。
あの虚無の表情は、暇だからではなく、「コントロール不能な待ち時間」による徒労感そのものに見えます。

そもそも日本のトイレ設計は、いまだに「男女同面積=公平」という昭和の思想が根強いと聞きます。
しかし、利用実態も回転率も違うのに、面積を等分することでむしろ不公平を強化してしまっている。
公平を装いながら、現場では不公平が最大化されている典型例です。

行列の先で「待たせてごめんね」と背中を丸める女性と、離れた場所で虚無の表情を浮かべる男性。
あのセットは、「この設計、もう限界ですよ」という無言のサインにしか見えません。

これは女性の問題ではなく、二人の問題であり、家族の問題として再設計すべきテーマです。
ここを改めるだけで、休日や移動のストレスは確実に減らせるはずですし、あの男性たちから“虚無”が消える日は案外すぐ来るのかもしれません。
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