大きな傷(原因はクマでも交通事故でもいいが)を負って大量出血した場合の死因で
よく言われているのは
1)失血死
2)出血性ショック死
のふたつ。
似たような状態ではあるが、法医解剖の結果としては違う死因である。
失血死は、大きな血管が損傷、あっという間に大出血した結果、
循環不全を起こして亡くなる。
たとえとしては適当でないが、時代劇なら
けさがけにばさっと切られてびゅーっと出血して、
くるくる回って倒れてそのままがくっと死ぬ、というやつ。
出血性ショック死は、大量に出血した結果、体液バランスが崩れて
アシドーシスという状態が進行し、これによる多臓器不全で亡くなる。
さっきのたとえでいうなら、切られた人が小石川療養所に運びこまれ、
医師があれこれ手当をするが、だんだん弱っていき、
「家族を頼む」と同輩に言い残して死んでいく、ようなやつ。
クマに襲われた気の毒な26歳男性の死因は「失血死」であるので、
太もものでかい血管を左右両方とも損傷し、
クマに引きずられていきながら意識を失って絶命した可能性が高い。
あえて書けば、生きながらクマに食われる苦痛はなかったのではないだろうか。
ヒグマに襲われた男性は失血死
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=8436209
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