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2025年08月16日15:52

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名もなき者 A COMPLETE UNKNOWN(A Complete Unknown)

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 2016年に歌手として初めてノーベル文学賞を受賞したボブ・ディランの若い日を描いた伝記ドラマ。「デューン 砂の惑星」「ウォンカとチョコレート工場のはじまり」のティモシー・シャラメが若き日のボブ・ディランを演じ、「ウォーク・ザ・ライン 君につづく道」「フォードvsフェラーリ」などを手がけてきた名匠ジェームズ・マンゴールドがメガホンをとった。

1961年の冬、わずか10ドルだけをポケットにニューヨークへと降り立った青年ボブ・ディラン。恋人のシルヴィや音楽上のパートナーである女性フォーク歌手のジョーン・バエズ、そして彼の才能を認めるウディ・ガスリーやピート・シーガーら先輩ミュージシャンたちと出会ったディランは、時代の変化に呼応するフォークミュージックシーンの中で、次第にその魅力と歌声で世間の注目を集めていく。やがて「フォーク界のプリンス」「若者の代弁者」などと祭り上げられるようになるが、そのことに次第に違和感を抱くようになるディラン。高まる名声に反して自分の進む道に悩む彼は、1965年7月25日、ある決断をする。

ミネソタ出身の無名のミュージシャンだった19歳のボブ・ディランが、時代の寵児としてスターダムを駆け上がり、世界的なセンセーションを巻き起こしていく様子を描いていく。ボブ・ディラン役のティモシー・シャラメのほか、エドワード・ノートン、エル・ファニング、モニカ・バルバロ、ボイド・ホルブルックらが共演。第97回アカデミー賞で作品賞をはじめ計8部門でノミネートされた。(映画.comより)





<2025年3月9日 劇場鑑賞>

 個人的にボブ・ディランを知りません。なぜかちっとも聞かなかった。でも、ノーベル文学賞を受賞したとか、授賞式に出なかったとか、そういうことはニュースで見ました。

 しかし、ボブ・ディランをよく知らなくても、シャラメ君はとても魅力的でした。さすがですね。エル・ファニングとの相性もよかった。個性派で鳴らしたエドワード・ノートンが、シャラメ君に振り回されていて、ちょっとかわいそうでした。若い頃に見たホアキン・フェニックスがジョニー・キャッシュを演じた映画、確かリース・ウィザースプーンが主演だったと思うけど、あれを覚えていて(同じ監督だと初めて気づいた!)、シャラメ君に比してジョニー・キャッシュ役の俳優さんがおじさんだったので、「それくらいの年齢差だったのね」と初めて気づきました。「同時期に存在していたのね」と。

 彼をよく知らない身としては、「歌が好きで歌手として成功することを夢見ていたけれど、実際人気が出て来ると”求められている自分”と”本来の自分”が違う」と思って葛藤する・・・という話はよくある感じかな、と思いました。で、自分を通した結果、成功するという約束された結末(その類の映画ではね)。でも多分、あらゆる意味でボブ・ディランは別格なんでしょうね。この時代の背景と、当時の洋楽を知っていればもっと楽しめたのに、とは思いました。エル・ファニングとの別れはとても切なかったです。でも、これがボブ・ディランなんでしょうね。
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