今日、起きてから丸一日中ずっとバクマンを読んでいた。今ジャンプラで無料公開をやっていて、それが明日までなので読めるとこまで読んでおこうと思ったのだ。
私は大場つぐみ×小畑健のマンガはデスノートとプラチナエンドしか読んだことがなかった。ただプラチナエンドの方は1巻から10巻まで発売日に買っていたのだが、11巻以降はだんだん追うのに疲れてしまったのか買わなくなっていた。でも続きは今でも気になっているし、あの話がどういう結末を迎えるのかは知りたいのでいつか残り巻を全部買って、改めて一巻から一気に読みたいと思っている。
ただ、デスノ、バクマンと比べると正直全く話題になっているように感じなかった。だからいまいち人気なのかよくわからない作品だ。アニメ化もしたし人気ではあると思うが。
現在バクマンは60数話まで読んだ。相変わらず分量が多すぎて、およそ一巻分読むのに短い小説なみの時間がかかる。作中初期で「分量が多くて小説みたい」と言われていた評価がまさに大場つぐみ先生のことなのかなと思った。
そして個人的に結構鼻につくシーンが多く感じた。キャラクターたちの絶妙に嫌味だったりセクハラだったり軽率な言い回しや描写……作中キャラクターは子どもとはいえ、ちょっとそれはどうなの……と思うことが多かった。明確に悪いこととして書いている部分もあるが、特に初期は何かペルソナ4の陽介を見ているようで痛々しかった。おそらく狙って年相応のキャラにしているのだろうが、ほとんどのマンガは歳に似つかわしくない大人っぽいキャラがほとんどなので、そこで少し気持ちが乖離した。
あとサイコーが倒れて入院して手術をすることになった話のところ、特にあそこが何よりも私は納得できなかった。
いやお前が勝手に過労死しようが知ったこっちゃないが、お前がおじさんのように死んだらニュースになって、「集英社は二世代に渡って親族二人の人生を食い潰した」だとか言われて、下手したら叩かれて炎上して記者会見、そうしたら確実にジャンプや集英社全体が悪影響を及ぼす。お前のわがままでジャンプに関わるほぼ全ての人間が迷惑被るんだよ!!!責任取れんのか!!!取れないよなお前は死んでんだから!!!!
と脳内でブチギレながら読んでいた。
そしてこれを美談、良い話として描写するのはどうかと思ってしまったけど、これは少年漫画……。ここで私は、これは圧倒的に「少年に向けた、少年が読むための、少年が感情移入できる」マンガなんだなと思った。子どもから見たクソな大人に対するカタルシスが書かれている。ある意味ペルソナ5に似たものを感じる……がペルソナが明確に大人が悪なのに対し、バクマンはまともな大人まで悪者として書かれているので納得がいかなかった。私は大人になってしまったのだ。
でもめちゃくちゃおもしろい。現状ほとんどのキャラが鼻につくところがあるのでいまいちキャラには入れ込めないが、応援したくはなる。あと相変わらず小畑健先生の描く女の子は可愛い。特に蒼樹さんはめちゃくちゃ可愛い。この人が描いた女の子キャラの中で一番可愛いんじゃないだろうか。次点で、名前忘れたけどプラチナエンドの主人公についてる天使だ。この人こういう白い系の透明感ある女の子が一番可愛いと思う。でもデスノートの粧裕も可愛い。南空ナオミも可愛いし、ハル・リドナーも好きだった。
ただ、バクマンはデスノやバクマンと違って時折砕けたコメディシーンがあるのだが、そういう時にギャグ調にわざと崩した時の顔は面白さよりちょっと不快が勝るのでやめて欲しい。
なので全体的に評価が難しいなと思う。話は面白いし当然絵も最高だ。たまにトーンが浮いてることがあるけど……。けれど節々の描写がいまいち引っかかるのでいまいち熱が入らないという感じ。まさにペルソナ4の陽介みたいな感じだ。
最後まで読めば感想は変わるだろうか……。とはいっても多分無料公開中には読み切れないと思うので、読めるとこまで読もうと思う。
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