本日、研修二日目。
別に泊りじゃないんだけど、一日研修で終わるので、平日カイシャに出ないという俺としてはなかなか非日常な二日間になっている。
研修というのも、まぁ通常の業務にかかわるものではないんだけどね。
カイシャの施設で防火管理とかの係が必要なんだけど、前任者が退職したので、俺がやらざるをえなくなったのだ。
資格がないので、二日間の講習を受ける必要があった。
二日間の講習でとれる資格といえば、まぁそういうことなのだろうけど。
前に担当してくれていたAさんは、引継ぎの際、
「これは本来、僕じゃなくて、管理職の人がやらないといけない仕事なんですよ」
ややうらみがましく言っていたものだ。
彼自身、就職して早々、前任者のやっていた仕事を有無を言わさずあてがわれたものだから、ちょっと言いたいところはあったのだろう。
たしかに本日の研修でも、管理・監督の立場の人がやる仕事という話は出ていたっけ。
ただ、なんでも管理職に押し付けとけというのも、管理職側としてはちょっと苦笑したくなるところではあるか。
7月下旬から、カイシャは夏シフトに入り、当番のシャインさんや夏シフト対応の非常勤シャインさんをのぞくと、有給消化の体制に入っている。
今、有給消化もけっこう厳しく言われるから、それは大事なことなんだけどさ。
そんななか、一日も休まずに連続で仕事しているのは一人だけだ。
つまり、俺だね。
今年は制度関係の問題や仕事もあり、俺が対応しなければならないという面もたしかにある。
でも、日常業務面での穴をこまごま埋めていくのもまた、俺の仕事になっているんだよね。
先週だったか。別件の研修で俺がカイシャに出なかった際、それで回らなかったところがあり、あとでちょっと小言を言われたものだった。
結局のところ、中小の管理職、シャチョウというのは仕事の間をうめる何でも屋なんだよね。
ぜんぶ理解したうえで、また自分自身必要があると認識しているうえでやっていることではあるが、どこか疲労が蓄積していくのは否めない。
ふだんやっていることに比べれば、ずいぶん軽くなっているにしても、毎日出てるの、俺だけかよ、という気持ちが疲労度を加速させるんだろうな。
昨日の研修は、結局、半分以上爆睡していた。
二日目の本日、効果測定とかで試験があるというから、一抹の不安があるにはあるが、まぁ済んじまったものはしょうがない。
終わったのは午後4時をまわったあたりだったので、そのままカイシャには行かなかった。
会場は町中にあったので、少し足をのばして、模型の専門店へ。
何か欲しかったわけじゃないんだけど、つらつらと模型の箱を眺め、ショウケースの完成品や見本品を眺めているだけで妙に気持ちがわきたった。
今朝は、昨日より体も気分が軽くなっている気がする。
ああいうさ、なんでもない時間って、大事だね。
さて、研修二日目。
実技もあるというので、なるべく寝ないですごそう。
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