(再掲)
奇形腫とかデルモイド腫瘍とかいうのも同じもの。
先天性の卵巣腫瘍で生まれたときからある。
最初は非常に小さいので気づかれないことも多い。
‥小学生くらいで「おなかが膨れて」発見されることもある。
たいていは「子宮がん検診」のときの超音波で見つかるか、
妊婦健診や内科健康診断で見つかることが多い。
卵巣嚢腫というのは「袋状」になっている腫瘍だが、
皮様嚢腫は中身が「髪の毛と油」であることが多い。
本人の組織と同じものが入っているので、骨とか歯があることもある。
脳組織や消化管組織が見つかることもある。
(完全に体の各部分が出来上がって入っていたのが「ピノコ」)
両方の卵巣にある場合が多い。
片方の卵巣で先に見つかっても、もう片方にあとで見つかることがある。
腫瘍の成長速度が違うからこういうことになる。
腫瘍があるとわかっていても、成長が遅くて手術の必要がないまま
ご本人が寿命で亡くなることもある。
腫瘍があるだけなら痛くもかゆくもない。
ただし「茎捻転」といって腫瘍付け根部分でねじれてしまうと
(何かの偶然で突然捻転する)かなりの激痛がきて救急搬送になる。
がまんしていると痛みが治まってくるが、卵巣の壊死によって痛くなくなるので
「治った」とは呼べないしあまりいいことではない。
捻転しても早いうちなら腫瘍部分のみ切除して卵巣を温存できる。
壊死してしまっては全部とるしかない。
おおよそ「5センチ径」を超えると捻転の可能性が高いといわれ、
経過観察中の場合は「5センチを超えたので手術しましょう」となることが多い。
この文章中に「何かが飛び出て腸にくっついてて」とあるのは、
おそらく「前に腫瘍が炎症を起こしたことがあって腸が癒着」していたのではないか。
軽く捻転したが幸いにも自然に捻転解除されたときなど癒着ができやすい。
可能性は高くないが悪性化して卵巣ガンになることがある。
悪性化した場合もほとんど症状がなく、超音波では腫瘍が拡大し
腫瘍内部の状態が変化することで悪性化を推定できる。
■【 ぼる塾・田辺智加 】 「卵巣腫瘍」の「皮様嚢腫」で入院・手術 「卵巣が6cmまで腫れ上がって」「本当に自覚症状なくて」
(TBS NEWS DIG - 07月21日 16:10)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=266&from=diary&id=8401128
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