不老不死は古(いにしえ)から人々、なかんずく為政者など権力を手にした者の憧れでした。例えば秦(しん、紀元前905〜紀元前206年の中国王朝)の始皇帝が執着したことはよく知られています。でも希望は叶わず50歳で亡くなりました。
もっと古いところでは紀元前2000年頃にメソポタミアで書かれた叙事詩「ギルガメシュ」に不老のことが出てくるそうです。
しかし、科学技術が進んだ現代でも不老不死は夢のまた夢のまま、「人間の寿命限界は120歳」と言われて久しいです。この説に立ち向かった歌手のMichael Jackson(マイケル・ジャクソン)が「150歳まで生きるんだ」と言って特殊な酸素ベッドで就寝していたことは記憶に新しいところです。
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ところが、クラゲの仲間で不老不死のような種がいることがわかりました。老いないどころか若返るんですと。
本稿0394【AGE(老化物質)】で書いた深海ザメ(ニシオンデンザメ、寿命500歳)を凌駕しますねぇ。
さて、クラゲの一生を見てみましょう。
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一般的なクラゲの成育変遷は上の太い矢印で示されています。〈受精卵〉から〈幼生〉が生まれ、暫く海水中を漂った後に石や貝殻などにくっついて〈ポリプ〉になります。イソギンチャクやサンゴなどと同様に、動物なのに動かないのです。
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ポリプから〈赤ちゃん〉が発生し、それが成長して〈大人〉になり、やがて〈死〉を迎えます。
ところが、若返るクラゲは、赤い矢印のように〈大人〉から〈ポリプ〉に戻ります。これを数回繰り返してなかなか死なないのですと。死ぬのは他の動物に捕食される時だけでしょうか。
ベニクラゲという種だそうです。
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詳しく研究して若返り薬の完成を目指している大学教授がいるそうで。実現したらノーベル賞間違いなし!?
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