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2025年05月22日08:21

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松原照子の「世見」(転載)

本日の世見  2025年5月22日(木曜日)

『江戸の食文化』

「天ぷら」って、嫌いな方は少ないことでしょうね。
でもね、この天ぷら、理由はわからないのですが、江戸時代は下級の人達の食べ物と言われていたようです。
当時の天ぷら屋さんは“屋台”だったのですよ。
鰻だって、江戸時代はブツ切りにした鰻を串に刺して焼いたものが蒲の穂に似ていたことから「蒲焼き」と呼ばれるようになり、出前では鰻が冷めたので、ご飯の上に乗せて温めながら持って行ったのがウナ丼の始まりです。

江戸時代はまだ、四つ足の動物は食しなかったようです。
特に江戸の人は、余り好まなかったとか。
江戸の魚河岸というと、日本橋の魚市場が有名でした。
江戸の料理といえば「鮨」が思い浮かびますが、当時は物価高で、鯛1枚が高いもので3両、現在の価格で1尾18万9000円になるようです。
江戸の庶民が一番食べたかったのが「初鰹」。着物を売ってでも食べたかったというのです。
この初鰹の価格は、現代価格だと1本15万7500円もしたのですよ。

今では考えられないのが「雀」です。
1羽約253円で売られていました。
野菜は安く、きゅうり10本約253円、茄子10本約190円、大根10本約1138円でした。
江戸は人口100万人を超える、18世紀世界有数の大都市でした。
たまにはね、タイムマシンに乗っていろんな所に思いを馳せるのも楽しいもの。
でもね、人間の喜怒哀楽は同じかもしれません。

でもね、を又、言いたくなるのですが、大災害が起きた時に、怒鳴り声は余り聞こえては来ません。
では、怒鳴り声を出したい時というのはどんな時なのでしょうか。
怒鳴りたくなる相手がいるから、なのですよね。
では、機嫌が悪いからだとしたら、機嫌がいい時というのはどんな時なのでしょう。
怒鳴り声を張り上げなくても会話は出来ますし、怒り顔など誰も見たくなんかありません。本人だって怒り顔を見たくないはずです。
今日ね、こんなことを書きたくなったのは、この『世見』をお読み下さっている人の中で、怒るのが癖になっている人がいたからです。
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