1974年に映画化され日本でも大ヒットを記録したエマニエル・アルサンの官能小説「エマニエル夫人」を、「あのこと」でベネチア国際映画祭金獅子賞を受賞したフランスのオドレイ・ディワン監督が、舞台を現代に移して新たに映画化。
ホテルの品質調査の仕事をするエマニュエルはオーナー企業から依頼を受け、香港の高級ホテルに滞在しながら査察をすることに。サービスも設備もほぼ完璧で最高評価の報告書を提出するエマニュエルだったが、ランキングが落ちたことが許せないオーナーは経営陣のマーゴを懲戒解雇できる理由を見つけるよう、エマニュエルにマーゴの粗探しを命じる。ホテルの裏側を調べはじめたエマニュエルは、怪しげな宿泊客や関係者たちと交流を重ねるなかで、自身の内なる欲望を解放させていく。
「燃ゆる女の肖像」のノエミ・メルランが主演を務め、「インポッシブル」のナオミ・ワッツ、「ルイス・ウェイン 生涯愛した妻とネコ」など監督としても活動する俳優ウィル・シャープ、「シャドウハンター」のジェイミー・キャンベル・バウアー、「インファナル・アフェア」シリーズのアンソニー・ウォンが共演。(映画.comより)
<2025年1月13日 劇場鑑賞>
旧作の「エマニュエル夫人」は、映画を見始めるよりも前の作品で、ビデオで後から見たのでした。しかし、あんまりわからずに「私の感性が悪いのかなぁ」と思い、数年たってからもう一度見たと思うのです。でも、やっぱりよくわからなかった。ソフトポルノと言われれば、そうだとも思ったけれど、だからってなんなのか。イマイチ評価に戸惑う映画でした。でもまぁ、当時非常にインパクトの強い映画だっただろうことは想像に難くなく、時代エポックな作品だったのだろうと思ってました。
そして、今、リメイク。なぜ?こ〜んなに性がオープンな時代に?情報が溢れすぎている時代に?
映画の舞台は香港の高級ホテル。普通の客として宿泊し、そのホテルのサービスを評価する・・・そんな仕事があるのですね。セキュリティーを査察するために建物やサイバーに侵入する専門家みたいですね。昔見た「スニーカーズ」とか(古い!)スタローンの映画とか。で、主人公のエマニュエルは、「充分なサービスだった」と高評価を出したのですが、なぜかランキングが落ちていたのですね、そのホテルの。そこで調査を開始する、というものです。
しかし、宿泊客が怪しげすぎます(笑)。人のことを見透かしたように物を言うアジア人(ウィル・シャープ!「リアル・ペイン〜心の旅〜」を見た時はガイド役と同一人物とわからなかった)や、明らかに性商売をしている女性など、長期滞在の人々が変過ぎる。まぁ私が知らないだけで、長期滞在組ってそういうものなのかもしれないけれど。ともかく、そういう環境のなかで、エマニュエルの本性が徐々に暴かれてゆく、とは言うのだけれど、いやいや最初から佇まいがエロチックで、本性ダダモレしてましたから(笑)。
女性たちはみな美しく、オーナー役で出て来るナオミ・ワッツに至るまで抜け目なく美しかった。また、ホテルは最上級ということで美しかったし、目には楽しい映画でした。こんなホテルに一度は泊まってみたい(笑)。主演のエマニュエルを演じるのは「燃ゆる女の肖像」の画家役ノエミ・メルラン。かの映画も本当に美しい映画でしたね。印象に残っています。そしてそして、意外過ぎたのがホテルの裏方役で出て来たアンソニー・ウォン!ま、まさか。この映画一番の驚きでした。あんまり変わってなくてよかった。
それほどのベッドシーンもないので、何かを目的に見るには少し中途半端な映画かもしれません。
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