新築の老人ホームの見学に行ってみました。
相談員の人がいっぱいいて、とても丁寧に説明してくれました。
なぜか介護スタッフに近所の知り合いもいました。
今、老人業界で流行りの「ミストバス」も見てきました。
で、どうだった?
とボスに聞かれ。
「ながめもいいし綺麗でした」と答える。
うん、それしか言いようがないもんなあ。
やっぱり、入居者さんがどんな顔してどんなふうに楽しんでるかを見ないと「ウワモノ」だけじゃわからないよね、と思った次第です。
あと、介護職がどんなふうに声掛けしてどんな関係を作っているかとか。
そういうのが老人ホームの雰囲気だと思うんですよね。
手前味噌ですが。
うちの支店の老人ホームは、土地が低くて、玄関の横には常備の土嚢があります。
少々年季が入ってますが、どなたかが寄付してくださった立派なお雛様やらアップライトのピアノがあります。
スタッフは少々年齢高めです。10年以上勤めている人がぎっしりいます。
敬老の日はドレスコードがあって、男性はスーツ女性もおしゃれしてパーティをします。
クリスマスはスタッフがダンスしたり、あとは入所者さんの出し物を公民館でやったり。けっこう地域密着です。
こういうところで生活していて、そしてだんだん弱っていって。
お看取りのときは家族が同じ部屋に泊まって、そこから家族が出勤したりもできます。
同系列の訪問看護さんが館内うろうろしています。
う〜んと。
うまく説明できてないかもしれないけれど。
要するに「新築でぴかぴかのスタッフを寄せ集めたホーム」よりも「スタッフが長くいて、そこだけの価値観や物語があるホーム」の方が魅力的ではないかと直感的に感じたわけです。
そういうのって、見学に行って、現場のスタッフと入居者さんのやりとりを見ればけっこうわかるんじゃないか?
ピカピカよりも、そっちが大事なんじゃないかと思ったわけです。
佐藤正午の「熟柿」の主人公の「市木ゆかりさん」も実は福岡市内のグループホームで働いてるんですよ。
いつか彼女もうちのホームに来てくれないかなあと思っています。
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