間質性肺炎は、普通の肺炎とは違う病気。
普通の肺炎、いわゆる肺炎は「肺胞」の炎症。
肺はご存知のとおり「空気中から酸素を取り入れ二酸化炭素を排出」する臓器。
空気を吸い込むと肺胞が膨れて、吐き出すとしぼむ。風船に似ている。
吸った空気にウイルスや細菌が入っていると、肺胞内部の粘膜に感染する。
粘膜の炎症が起きると充血して粘液を分泌、これが痰。
痰で気道が詰まるのを咳き込むことで排出して呼吸できるようにがんばる。
炎症がおさまると粘液分泌も減って痰も出なくなり、排出のための咳も止まる。
間質性肺炎は、肺胞内部の粘膜でなく、肺胞周囲の間質組織の炎症。
肺胞内部に炎症がないことも多いので、粘液が多量に分泌されない。
つまり痰もでないし咳き込むこともない。
ただし、肺胞周囲の組織が炎症で硬くなるので肺胞が膨らむことができなくなる。
つまり「息を吸うことが難しくなる」のだ。これは苦しい。
胸部の筋肉を増動員してなんとか肺を膨らまそうとするので呼吸するだけで疲れる。
普通の肺炎でもひどくなると血中酸素濃度が下がるが、
間質性肺炎では初期から呼吸苦と血中酸素濃度低下が起きる。
じっと横になって体全体の酸素必要量を減らす。
マスクなり鼻チューブなりで酸素を投与して酸素不足で死なないようにする。
ステロイドなどで炎症を抑え込むが、なかなかおさまらないこともある。
炎症がおさまっても間質が硬くなって肺胞がふくらみにくい状態が固定し、
移動用酸素ボンベを持ち歩く状態になると「肺線維症」という最終段階だ。
ささきいさおはおそらく間質性肺炎の一番ひどいあたりは入院して通り過ぎたが、
間質が硬くなって呼吸がしにくい状態が続いているのだろう。
ステロイドを内服にして酸素吸って寝ているなら家でもできる。
今後、果たして歌が歌えるほど回復するかどうかは、神様しか知らない。
追記;
間質性肺炎はいろいろな理由で起きる。
原因不明の「特発性間質性肺炎」は重症化することが多い。
「新型コロナウイルス感染」の肺炎は間質性肺炎である場合が多い。
コロナ感染して肺炎になったあと、呼吸苦がしばらく続くのは
間質の炎症がなかなか治らないのが原因。
あまり言いたくないんだが、コロナ感染のあとの呼吸苦が続いている場合、
そのままだんだん悪化して「肺線維症」になる可能性があると考える。
コロナの世界的流行からおおよそ10年から15年で肺線維症に移行するとしたら、
2030年あたりに「在宅酸素」で小型ボンベを持ち歩く人が増えるかもね。
‥ものすごく医療費がかかるから、政府は高額医療を制限したいだろうな。
ささきいさお緊急入院報告 4月いっぱい休養 「病名は間質性肺炎急性憎悪」
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=8&from=diary&id=8243533
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