テレビ番組の生放送中に起きた怪異を、ファウンドフッテージ形式で描いたオーストラリア製ホラー。
1977年、ハロウィンの夜。放送局UBCの深夜のトークバラエティ番組「ナイト・オウルズ」の司会者ジャックは、生放送のオカルトライブショーで人気低迷を打開しようとしていた。霊聴やポルターガイストなど怪しげな超常現象が次々と披露されるなか、この日のメインゲストとして、ルポルタージュ「悪魔との対話」の著者の著者ジューン博士と本のモデルとなった悪魔憑きの少女リリーが登場。視聴率獲得のためには手段を選ばないジャックは、テレビ史上初となる“悪魔の生出演”を実現させようともくろむが、番組がクライマックスを迎えたとき思わぬ惨劇が起こる。
「ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結」のデビッド・ダストマルチャンが司会者ジャックを怪演。「モーガン・ブラザーズ」のコリン&キャメロン・ケアンズ兄弟監督が、1970〜80年代の名作ホラーへのオマージュを盛り込みながら、クールでレトロな映像とリアルな演出で描き出す。(映画.comより)
<2024年11月17日 劇場鑑賞>
この映画はいわゆる”モキュメンタリー”と呼ばれるもののようです。私たち観客は「実際にあった話」などと吹き込まれて見るわけですが(本当にそうなのかもしれませんが)、果たして”悪魔崇拝”が本当で悪魔が実在したのか、あるいは、すべて一時の人気に陰りが出た”視聴率が欲しい司会者”が見た幻想なのか、どちらともとれる作りになっているようです。
私は、自分自身を強く持たないビビリな凡人なので、あれだけの現実(登場した人たちがいろんな目に遭う)を目の当りにしたら「うわ!」と思って信じてしまうタイプなのですが、「こんなことは全部ヤラセだ!」「すべて説明してみせる」などと豪語するおじさんも登場するわけで、見ているとどっちも正しい気がして混乱しました(アホですみません)。
しかしながら、ウソくさ〜い男性霊媒師に笑った後、その彼が急に苦しみだしたかと思うと、真っ黒な液体を吐き出し始めたり、裏に引っ込んだあと「死んだ」とかいう連絡が入るに至っては、マジで震えました。いくらヤラセでも体内からあれだけの黒い液体を出すことはできないんじゃないか、とか、死んじゃったなんてうっそ〜とか思いました。もちろん人によっては「すべてヤラセ」として種明かしできるだろうし、死んだなんてウソかもしれません。でも、他人は知りえない夫婦だけの呼び名(司会者とその亡くなった奥さん)が出て来たりすると、もう私はダメです。信じてしまいます。だってそんなこと、他人が知るはずないし・・・と思ってしまうところが「思う壺」にハマってるのかもしれませんが。悪魔崇拝カルトの犠牲者として登場する少女リリーと彼女のケアをしている研究者ジューンが登場してからは、オカルトまっしぐら。偉い博士の研究者が真面目な顔で説明すればするほど胡散臭い感じがするのに、リリーの力で(?)重力と常識を無視した現象が次々起きるのです。
これは人気に陰りが出た司会者が一発逆転を狙って仕掛けた大掛かりなヤラセなのか、あるいは、本当に人気のために彼が悪魔に魂を売ったために起きた現実なのか。基本、オカルトなんて信じてない私ですが、最後までその辺はわかりませんでした。あちらの国では「エクソシズム」って本当にありますものね。日本にだけないってことはないと思うのですが、でも仏教での「スティグマータ」なんてないですものね、だから一朝一夕には信じられないのですが、自分の知らない世界があるいはあるのかもしれない、とも思うわけです。訳の分からない文章ですみません。このへんでやめておきます。この混乱、まさに私は「思う壺」に陥っているのかもしれません。
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