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2024年12月19日20:29

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本当に更年期症状?

はっきり言うけど、
更年期症状って「仕事に影響するほどひどい」人なんか
そんなにいないよ!

まず、更年期の解説から。
調子よくホルモンが出て月経周期が「自分なりに安定」している状態から、
卵巣が加齢により衰えてホルモン産生能力が弱くなり、生理がきにくくなる。
そしてついに停止する。
この「衰え始めて停止するまで」の時期を更年期という。

つまり月経周期がこれまでと同じに安定してるなら、
更年期じゃありません。
「更年期だと思うんです」「生理は毎月きてますか?」「はい」「更年期じゃないです」
この会話、ほぼ毎日やってます。

だから「更年期」という言葉は人生の時期を表すものです。
更年期に具合悪くなる、のを「更年期障害」と言います。
「ホルモン低下による自律神経失調」が詳しい説明。
自律神経失調症状で一番目立つのが「冷えのぼせ」というやつで、
「周囲と違って自分だけが暑くて汗をかく」と思えば「急に冷えてぶるぶる」。
「冷える」なしで「暑い、汗かく」だけの人もけっこう多い。

今年の夏は妙に暑かったでしょ。
「すごく汗をかきます、更年期です」と受診する人たちに
「去年よりずーっと暑いんですよ、汗かいてあたりまえ」と申し上げてきました。
「11月とかになって少し気温下がってきて、それでも暑いときに」またきてね、と。
そしたらみなさん「落ち着きました」とおっしゃる。
暑くて汗かくのは当たり前なんですよ。
「暑くない」のに「自分だけ暑い」のが更年期障害の症状です。

その他の自律神経症状としては「運動もしてないのに動悸がする」かなぁ。
バスに間に合うか?!って走ったら動悸して当たり前です。
で、運動してないけど動悸したとしますね。
それ、「不整脈」じゃないんですか?
もしかして「心臓が悪い」んじゃないですか?

疲れやすいとか眠れないとか肩こり腰痛とか、
そういう症状は実はホルモンとは無関係です。
「老化現象」でしかありません。
更年期は卵巣が衰えてホルモンが作れなくなる時期なんでしょ。
卵巣以外の体も、衰えてくるんじゃないですか?
年を取ってきたのに仕事や家事を10年前と同じにやったら疲れませんか?
うつ病の初期に不眠がきます、更年期はうつ病発症しやすい時期です。
肩こり腰痛は、関節の炎症や関節周囲の筋肉の衰え、場合によっては骨の変形では?

更年期は必ず過ぎ去ります。
ホルモンがない、ことに体が慣れてしまうのです。
でも心臓が悪いとか腰骨の変形とかを「更年期なんだ」と思いこんだら
そのうち動けなくなる、心臓なら死ぬこともありますよ。

閉経に向かって生理が不順になってきても、
その時期に出る症状がすべて「更年期障害」つまりホルモン不足原因とは限りません。
命に関わる重大な病気が隠れていることも少なくないんです。

更年期でもなんでも、具合が悪いなら医者に行け

それが今回の日記で言いたいことです。
動悸なら循環器内科、めまいなら耳鼻科、ひどい頭痛は脳外科、腰痛は整形外科。
そこで「なーんともないです、どこにも異常がありません」と言われたら
そのときは婦人科が相談にのります。
ホルモンが衰えるころに起きるいわゆる「初老期不定愁訴」ってやつですから
漢方薬だのプラセンタ製剤だの、いくらでも相談に乗りますよ。

■【更年期症状を甘く見ないで】40〜50代、重度レベルでも自覚なし 仕事に影響するも職場の理解は?
(まいどなニュース - 12月19日 17:00)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=262&from=diary&id=8138840
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