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2024年11月07日08:11

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松原照子の「世見」(転載)

本日の世見  2024年11月07日(木曜日)

『エンゲルス』

旧暦の10月、最初の亥の日のことを亥の子といいます。
亥の日の亥の刻に催される収穫祭、それが今日なのですよ。
古代中国から伝わったのがこの行事。
イノシシは子だくさん、このことにあやかり子孫繁栄を祈願したのです。
現代人は、この子孫繁栄の思いが薄れたのかもしれませんね。

「亥の子餅」って召し上がったことはありますか?
万病を取り除くと言い伝えられているのがこの亥の子餅です。
大豆、小豆、ごま、栗、柿、あめ、それとささげ。このささげって私には分かりませんが、これらを粉にして混ぜて作るのが亥の子餅です。
今日という日は「霜月神楽」が行なわれる日でもあります。
国の重要無形民俗文化財に指定されてもいます。約1200年以上も続いているのですから凄い神事でしょう。

あなたも私も、どなたがお考えになられたのか、それとも自分自身が人生設計を作り上げたのか、人が生きる道を歩み続けます。
あのエンゲルスも、父に高等中学校を二年で中途退学させられなかったら、親友のマルクスと共に、科学的社会主義を創造することはなかったことでしょう。
ヘーゲルの哲学を独学で学び、ベルリン大学の聴講生になり、兵隊勤務中でもいくつかの評書を書きました。

どの時代でもよくあるのが、親の思いで子に家業を継がせること。
エンゲルスの父も、息子の将来を思う気持ちは同じでした。
22歳の誕生日の直前のことです。
エンゲルスは、ライン新聞社の編集責任者のマルクスと出会うも、マルクスからは素っ気なくあしらわれたと言います。
人との出会いには、不思議が詰まっているとしか思えません。

もしも、今あなたが心を暗くする出来事と出合っていても、後に、そのことがあったから今が平和であり、良い出合いが出来たと思える日もやって来ます。
フリードリヒ・エンゲルスのひげ面は、まるであのサンタクロースのようで、私は親しみを覚えます。
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