よくあることだが、「3か月以上生理がこない」という未成年女子が来院。
たいてい中学とか高校に入学して生活や環境が変わったときにこうなる。
受験勉強はじめたとかね。
とりあえず検査。ホルモン採血して、結果で考える。
今にも生理来そうな状態なら1か月待つ。
待っても来ないか、これじゃすぐに生理は来ないな状態ならホルモン剤投与。
当たり前の治療である。
母親が言った。「ホルモン剤の副作用はないんですか?」
あるに決まってるだろ!(怒
副作用がない薬など存在しない。
副作用が全くないならおそらく効果もない、レメディ(砂糖玉)みたいなもんだ。
「気は心」なので更年期とか風邪とかなら効果あるかもしれないけど、
「生理来ない」の背景には「その患者さん自身のホルモンアンバランス」があるので
外からホルモン剤使ってアンバランスを修正しないと。
お母さんのあんたがいくら生理こなくても困らないとは思うが、
成長期のお嬢さんにはどうしても必要。
生理ってのは3か月以上来ないと一生来なくなることもあります。
そりゃ生理来なくても死なないですけど、それでいいんですか?
副作用副作用って、知ったようなことを言う患者にはホント、腹が立つ。
副作用は一定確率で絶対に起きるものだ。
でも、たとえば紅麹コレステヘルプを飲んだ人間が軒並み腎機能障害を起こし、
多数が人工透析までいってしまう結論になったのは、薬じゃないからだ。
きちんと動物実験だの臨床試験だのをやってないからだよ。
発売前のそういう検査で「副作用の不利益より治療効果で得られる利益が圧倒的に大」
なものだけが保険適応の薬剤として販売許可される。
だからそういう薬剤で薬害が起きたら、政府がきちんと対処する。
そういう「めったにないけど誰かには必ず起きる」のがいやなら、
医療を全く受けない、しか副作用被害を避ける方法はない。
ええ、それでいいですよ。
病気になったら絶対治療しなくちゃならない義務、なんかないですから。
お好きになさったらいいでしょ、ね(にっこり
ちなみに前述した女子にはホルモン採血はした。
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