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2024年07月23日17:31

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碁盤斬り

 「孤狼の血」「凶悪」の白石和彌監督が初めて時代劇のメガホンをとり、「ミッドナイトスワン」の草なぎ剛を主演に迎えて描いたヒューマンドラマ。古典落語の演目「柳田格之進」を基に、冤罪事件によって娘と引き裂かれた男が武士の誇りをかけて復讐に臨む姿を描く。

身に覚えのない罪をきせられたうえに妻も失い、故郷の彦根藩を追われた浪人の柳田格之進は、娘のお絹とふたり、江戸の貧乏長屋で暮らしていた。実直な格之進は、かねて嗜む囲碁にもその人柄が表れ、嘘偽りない勝負を心がけている。そんなある日、旧知の藩士からかつての冤罪事件の真相を知らされた格之進とお絹は復讐を決意。お絹は仇討ち決行のため、自らが犠牲になる道を選ぶが……。

草なぎ扮する格之進の娘・お絹を清原果耶が演じるほか、共演には中川大志、奥野瑛太、音尾琢真、市村正親、斎藤工、小泉今日子、國村隼ら豪華俳優陣が集結。「凪待ち」「クライマーズ・ハイ」の加藤正人が脚本を手がけた。(映画.comより)





<2024年6月9日 劇場鑑賞>

 普段時代劇は見ません。小さい頃から見て来なかったし、その良さもわからないだろうから。でも、今回は田舎でやってる映画が少なかったこともあり、評判がいいということで見てみることにしました。結論から言います。とてもよかった。見てよかった。

 主人公は草なぎくん。武士として主に仕える身でしたが、ある濡れ衣により故郷を追われ、今は浪人としてハンコを作って生計を立てています。妻はもう亡く、年頃の娘と二人暮らし。貧乏ですが、それなりに実直に生きていました。また、碁の腕が立つので、時々頼まれて人に教えたりもしています。そんな人望厚い草なぎくんですが、あるとき、付き合いのある金貸し屋(國村隼)に盗みの嫌疑をかけられ憤慨していたところに、かつての部下より過去の濡れ衣事件の顛末を聞き、一発奮起。復讐の旅に出ます。娘もその身をかけて父親を守ります。

 いやはや、本当に見所の多い映画でした。まず草なぎ君の実直で才ある姿。安心して見ていられるというよりは「そうあって欲しい」と思う姿そのままを演じていました。ここでそのまま安心してしまう私も単純なのですが(笑)。そして彼を取り囲む周囲の人々の実直さも「人ってこうあるべき」な姿でした。欲張らずに真面目に生きる。人は最終、そこですね。もちろん悪役もいるわけですが、その彼もなんとなく憎めなくて。お侍さん(草なぎくんね)を信じて、申し込みもなかったのに、黙って碁を打たせてくれた市村さんも渋かった。尊敬するべき人ばかりでした(笑)。

 時代劇を見直しました。これからも機会があるたび見ようかな、と思います。まずはマイミクさんたちが「いい」と言うものからね。
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