
早朝の十和田湖はまだ肌寒い。芝を歩くと冷たい朝露が、素足のサンダルにまとわりつく。
カヌーの先客が、出廷していったのを眺めながら、SUPに空気注入。人力で5PSIから12PSIまで充填するまでが長い。完了時には、体力の半分以上をここで消費する(笑)。
快晴。風は、1m/hあるかないかぐらい。早朝から10-11時ぐらいまでの勝負。行きは向かい風、帰りは追い風となるだろう。
いざ出廷!感覚が戻るまでゆっくり、岸に沿って漕いでゆく。静寂しかない。聞こえるのはパドルが水をかく音。鳥のさえずり。木の葉のこすれる音。独り占めだ。
裸足でSUPの上に立つ。ボードに伝う湖面の振動が、足の裏の神経から体全体に指令を出す。野生?の感覚にスイッチが入る。それと同時に聴覚も覚醒する。静けさの中のどんな音にも敏感になる。小枝が折れる音。何かいる〜?! 視力の覚醒は、ない(笑)。
大海に浮かぶ木の葉のようなSUPは、ミラーの湖面をゆっくりだが、どんどん進む。
もっと行ってみたい〜〜!!Go Go!! これが命取り、ダメダメ。
前回のカヤックで、風に流され自力で帰れなくなった事から、ある程度のところで引き返す。復路は、風に乗り40分であっという間だった。
たった1人で、大自然に身を置いた数時間だった。
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