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2024年06月23日11:35

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双子の種類わけ

男女のふたご。
これは絶対に二卵性です。
卵子はX染色体しか持ってないけど、精子にはX精子とY精子があるからね。
母親が出した2個の卵子(どっちもX)が
別々に受精(片方はX精子もう片方はY精子)してそれぞれ子宮に着床したもの。
子宮の中に「胎盤(絨毛膜)」2個、「赤ちゃんの袋(羊膜)」2個の状態。

同じ性別のふたご。
一卵性のことも二卵性のこともあります。
二卵性なら上と同じく2絨毛膜2羊膜。

一卵性なら、3タイプに分かれます。
一卵性の双子ってのは、1個の受精卵がなぜか二つにわかれて
別々な赤ん坊として育つ、ってことですが。

1)2絨毛膜2羊膜
2)1絨毛膜2羊膜
3)1絨毛膜1羊膜

1)は二卵性のふたごと同じ。
受精卵が受精後9から12日目に二つに分かれた場合です。
(ちなみにこれより遅く別れると結合胎児になる)

3)は受精後1から5日目までに分かれた場合で、
胎盤ひとつ、羊膜ひとつです。一卵性の1%くらい。
ひとつの袋に赤ん坊が2人入ってぶつかったりからんだり。
からんだ状態だと下からお産では出てこなくて大変なことに。

胎盤1個からへその緒2本でてるのですが、
胎盤の中の血管が繋がってる可能性が高く、二人の血液バランスが崩れて
「双胎間輸血症候群」というけっこうダメダメな状態が起きる可能性がある。
これは「小さくて多血(全身真っ赤)」「大きくて全身真っ青」な子になり、
どっちの子もいい状態ではありません。
超音波で胎盤内血管の結合部を焼いてしのぎ、
外に出せるならなるべく早く帝王切開で出して保育器で育てます。

2)は胎盤ひとつ、羊膜ふたつの状態、一卵性の20から30%。
別なふくろに入っているので赤ん坊どうしがからまることはないのですが、
胎盤内での血管結合は起きていることがあり、
やはり双胎間輸血症候群のリスクがあります。

2絨毛膜2羊膜がはっきりわかっていて、
赤ん坊が比較的小さめで、しかも元気で、
お母さんの骨盤が広くて今までのお産が軽かった(産道開きやすい)なら
「経膣分娩トライ」もあると思いますが、
当然、ひとりだけ産むより時間がかかります。
怖いのは、一人生まれたあと陣痛がしばらくなくなる(子宮が休む)こと。
このときにまだ子宮にいる赤ん坊に何か起きやすいのです。

陣痛促進剤を使って陣痛を持続させ、
ひとり目が通って広がってる産道に手をつっこんでふたり目をひっぱり出す。

この「技」を知っててうまく使える産科医って今どのくらいいるだろう?
ワシは、遠い北の国勤務時の上司にこの技を教えられたけど、
自分ひとりでやったことはありません。
てゆっか、分娩は「子ひとりに医者ひとり」が原則なので、
双子お産は必ず産科医ふたり以上立ち会うのです。
ふたりなら帝王切開もすぐできるしね。



“恐竜の卵”にそっくり 妊娠34週の女性のお腹に「10代の子が入ってるの?」<動画あり>
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=103&from=diary&id=7911392
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