ピットブルもそうだけど、ブルドッグも闘犬としての長い歴史がある。
ある時から品種改良されて、今や「温和でおとなしい家庭犬」になった。
…と犬の本には書かれている。
ただねぇ。
常に牙が出ているでかいクチ、噛まれても致命傷になりにくいたるんだ首、
下から急所を狙うための低い姿勢、噛みついたら振りほどくと傷が広がる重量。
こういうもんを持ってるわんこが、いくら品種改良されても
もともと持ってた性質を全部忘れ去るわけじゃないんですよ。
遺伝子の中に「闘い」が仕込まれているんですよ。
だからブル飼いは「ちょっと目をはなしたすきに他人を噛む」とか
「ブル同士噛みあって血だらけになってる」とか
言ってるわけです。
飼い主さんが常に目を配り気を配っていれば比較的問題ないんですが、
たとえばウチのぶるたは
「目の前でたまたま転んだ」人を見ると反射的に噛みついてしまう。
相手が転んだことを「攻撃チャンス」って思ってしまうのね。
ウチのむかーし勤務してた看護師と、獣医さんとこの奥さんとが
これでやられたのを目の前で見た。
もう一回あって、獣医さんで診察中に急にコーフンして
獣医さんを噛みそうになったので「ダメ!」って手で押さえたら
ワシのその手をばっくりいかれました。
圧迫で止血したし抗生物質使って感染もなかったけどさ。
深い傷(牙が太くてでかいからね)でしばらく痛みが残ったよ。
(本当は縫ったほうがよかった。噛まれた他の人たちは外科で縫ってます)
ちなみに「飼い主を噛んでしまった!」と気づいたあとのぶるたは
しょぼーんとしてしばらくごはんも食べないで顔も見ないでいました。
「大丈夫だよ、なんでもないよ」と2,3日言い続けてやっともとにもどったけど。
まあそういうわけでね。
飼い主もうっかりすると噛まれますので、
赤ん坊から飼ってるならまだしも、保護シェルターから引き取った大人犬は
これまでどんな扱い受けてきたかわかりませんから、
飼って数年は用心しないと危険かもしれません。
(この記事になった犬は飼われて1年くらいですね)
何も闘犬でなくても、パグでもチワワでも本気で噛まれると、けっこうひどいですよ。
犬は噛む、それが本能の一部なので。
犬飼うときは、そこらへんは常に頭にいれておかないとね。
ピットブルに首を噛まれた飼い主が死亡 目撃者「犬は彼を引き裂いていた」(米)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=103&from=diary&id=7847154
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