mixiユーザー(id:8729247)

2024年04月26日19:16

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わたしは薬屋ではない

外陰部のかゆみで受診した患者。
1週間後の再来を指示したら、16日目に来て
「軟膏がなくなった」から来た、と言った。

病院は、薬屋ではない。
ドラッグストアで買えない薬を買える店ではない。
医師が、学識と経験から検査をし治療をし、
治療経過、治癒状況を見て検査しなおしたり治療を変えたりする。

医師でない人間がもしそこまでできるなら、
病院も医師も不要である。

自分の好きに自分を治療したい人は、どうぞご自由に。
ただしわたしは、そういう人の治療を「お手伝い」する気は無い。
相手のいいなりに薬を出すマシーンではない。

好きにすればいい。

追記;
なぜ1週間後なのか、を書いておく。
女性外陰部のかゆみは、膣内の菌が増殖して外陰部に広がるのが原因。
ただしかゆみが出たあと2週間以上放置もしくは自己治療すると
膣内菌(カンジダ)は消え失せてもっと強い外部からの菌に入れ替わる。
こうなるとカンジダ治療の薬剤では効果がない。
菌は目では見えないので、培養検査結果が出る1週間後に来させる。
フェミニーナはカンジダの餌になる。
ステロイドの入った軟膏類は全部、カンジダを元気にしてしまう。
ステロイドはかゆみを止める力がとても強いが、
一瞬だけだ。
すぐに菌が増殖して患部が広がっていく。
おりものシートや尿もれパッドも「通気性が悪い」ので菌を増殖させるが、
一番悪いのはせっけんで洗うこと。
せっかく皮膚が出している免疫物資を含む「皮脂」をすっかり流してしまう。
おむつをしている介護施設入所のご老人でも
「せっけんを使わないでお湯でそっと流すだけで」と付き添いさんに話すと、
みるみる外陰部が治っていく。

話は変わるがちょっと前に、治療効果が全然見えない患者がいて
「何かわたしの言ったことで守ってないことがあるのでは?」と聞いたら
「かゆくなったら思い切りかきむしるのはダメですか?」と答えたので、
顔の真ん中をグーで殴ろうかと思ったことがある。
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