日本保守党初陣、東京15区選んだ5つの理由 小池百合子都知事との戦い望む 有本香
以読制毒
2024/3/10 07:00
夕刊フジでも報じていた通り、日本保守党(以下、保守党)は5日、衆院東京15区(江東区)の補欠選挙(4月16日告示、同28日投開票)の公認候補予定者(党支部長)を発表した。博士号を持つイスラム思想研究者で、ベストセラー著述家、人気ユーチューバーでもある飯山陽(いいやま・あかり)氏だ。
飯山さんの学識・見識の高さ、クリーンさを今さら説明する必要はなかろう。ただ、彼女の強みがそれだけではないことは強調しておきたい。主婦であり母親であり、しかも治安や衛生状態の良くない国で子育てをした経験は他の人が持ち得ないものだ。
その経験のためか、5日の発表後すぐに街へ出て辻立ち演説して回っている飯山さんの言葉には独特の説得力がある。
「お子さんを連れて夕飯の買い物をしているそこのお父さん、お疲れさまです。小さいお子さんを連れての買い物は大変ですよね」などと通行人に声をかけ、こう続ける。
「子育てにはお金がかかる。なのに給料は上がらない。でも税金や社会保障の負担は上がる。物価も上がる。どうすりゃいいの。でも、こんな私たちの気持ちは政治家には分かんないんですよ」
「飯山博士」ではなく、「主婦・飯山あかり」の肉声が街行く人々を振り返らせる。彼女の演説のうまさは、保守党の特別顧問で元仙台市長の梅原克彦さんも認めている。
身内を褒めるのはこのぐらいにして、そもそも、なぜ保守党が初陣を東京15区に定めたかを語ろう。
新規参入の政治団体にとって、衆院の小選挙区を戦って勝つことは至難の業だ。「なのになぜ?」とよく聞かれるが、答えは主に5点ある。
第1は、百田尚樹(ベストセラー作家)、河村たかし(名古屋市長)両代表がともに「勝負師」だからである。「地盤もカネもないが、とにかく一丁やろうやないか」と最初から2人の意見は一致していた。「われわれは評論家の集団じゃないんだから」と。
第2は、東京15区がまさに「政治腐敗の象徴」のような状況になっていたからだ。同区では、自民党衆院議員が2代続けて「政治とカネ」の問題で逮捕・起訴された。これを座視しては、「政治の家業化をやめよう」を公約に掲げる団体としての名が泣く。
第3の理由は、政治腐敗に揺れてはいるものの、江東区は「非常に魅力的な地域」であるという点だ。
第4の理由は、東京には無党派層が多く、われわれの党員も比較的多いこと。既存政党の組織がガッチリ票を押さえている地方では、私たちの勝ち目は皆無である。
そして、第5の理由は、ここで初めて明かすが、「小池百合子都知事との戦い」をわれわれが望んでいることだ。これには少々説明がいる。
現在、小池氏には2つの選択肢がある。
1つは、7月7日投開票の都知事選で3選を目指す道。もう1つが、かねてから取り沙汰されている東京15区補選へのくら替え出馬である。
メディアの報じ方を含め、東京15区が「小池氏の出世の踏み台」のように扱われることは噴飯ものだ。加えて8年前、江東区・豊洲をさんざん風評被害にさらした本人が一体どんな顔をして「江東区の代議士」を目指すというのか。
いずれもひどい話だが、こういう「小池政治」は現代の政界の一つの象徴といえる。これを何とか止めたい。
そのために、私たちは「4月の衆院補選」と「7月7日の戦い」を併せた、二段構えでのロードマップを考えてはいる。
とはいえ、勝算があるわけではない。相手は巨象、私たちは「蟷螂の斧」だ。「Go for broke(当たって砕けろ)の精神」と言ったら嘲笑われるだろうが、それでも意志なきところに道はない。
かつて、石原慎太郎元都知事は「東京から日本を変える」と言った。
私たちにまだその力はないが、「日本を豊かに、強く」するためにも、首都・東京で死闘を演じて、必ずや爪痕を残したい―。
東京15区から始まる日本保守党の新たな挑戦のストーリーに、ぜひともご注目いただきたい。
https://www.sankei.com/article/20240310-M7MYD6464FHETB3SAVMQQWCGMQ/?outputType=theme_weekly-fuji
東京のど真ん中で新党が当選したら、自民党だけでなく既成政党は大騒ぎでしょう。
何せ組織票が通用しなかったのですから^^;
自民党は公明党と連立を組む意味がないw
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