逃げる車のドライブレコーダーの映像、TVで何度か流れた。
海沿いの道を走っていると、おばあさんが歩いているのとすれ違う。
杖をついてとぼとぼ、車が来た方向に向かっている。
車はUターンしておばあさんに追いつき「乗れ!津波くっから、逃げるから!」と
叫んでおばあさんを車に乗せて、もう一度走り出す。
後方のドライブレコーダーに、車が走り出したとたんに
海沿いの建物の間からあふれるように水が流れてきて、
そのまま道を渡って反対側の建物につっこんで柱を押し倒し、
駐車していた小型車を横倒しにする映像が映っている。
前方の映像も水が流れ始めているが、高台に向かう方向なのでまだ少ない。
そのまま、おばあさんを乗せて車は逃げ切った。
この映像では、水の高さはせいぜい、背の低いおばあさんの腰下までしかない。
つまり1メートルはない。
小型車と比較しても、タイヤが全部つかる深さはない。
それでも家を傾かせ、押し流す力がある。
これが津波だ。
高さでは判断できない。
もちろん高ければ高いほど破壊的だが、
だからと言って「1メートルだから大丈夫」とは言えない。
水の勢いが違うのだ。津波と普通の海の波は全然違う
津波の実際の高さが報道されたとき、ミクシィに
「たった1メートルの小波でアナウンサーは悲鳴を上げて大騒ぎ」とかいう
嘲笑まじりのコメントを見かけた。
普通の海の波しか知らないのだから、あまりバカにしないほうがいい。
30センチだって、その波がきたとき歩いていれば、
たぶん足元をすくわれて倒れて、返す波にさらわれる。
津波に入ってる真っ黒な海底のヘドロをたっぷり飲まされる。
その立場になってから「俺が間違ってた」と思っても、遅い。
能登地震、津波の犠牲者を初確認
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=7707867
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