みなさん、お忘れかもしれませんけど、
新型コロナ患者数には明らかな地域差がありました。
最初のころは「ウチは患者ゼロです、遊びに来てください」とか
へんてこなことをほざいてた知事さんもいたくらいです。
大都市で患者が多かった。
患者が多ければ当然、重症化する人間の数も増えます。
重症者が多ければ、入院ベッドは埋まり、救急車を呼んでも
搬送不可能(受け入れ先が数時間決まらない)も出てきます。
大都市の次に多かったのが、大都市周辺のベッドタウン。
大都市に通勤通学して、感染して帰宅する人たちがいますから。
その次は、大都市と便利な交通機関でつながる中小都市です。
(新幹線沿線の大きな駅のある土地とかね)
患者がほとんどいない土地では、入院ベッドに余裕がありました。
場合によっては「周囲にコロナ感染の患者がだれもいない」もありました。
ときどき「自分周囲に患者がいないからコロナなんていう病気はない」とか
ほざいているお方がミクシィにもいましたが、
この記事のコメントにも「自分も救急車呼んだがすぐ入院できた」というコメントありますが、
それは「自分はくそど田舎でコロナ感染者も来ないようなところに住んでいます」と
公に発言しているのと同じです。
自分が住んでるところは大都市ではありませんが、
速い新幹線では「次の駅は東京」になりますので、患者は少なくなかったです。
大都市でないぶん、病院も多くなく医療者も限りがあり、
救急車を呼んでも搬送に数時間かかる話は聞いています。
コロナ感染の疑いある患者も受け入れ先がいっぱいいっぱいでしたが、
コロナ以外の病気で救急車を呼んでも
1)コロナ病棟でベッドをとられて一般入院の余裕がなくなった
2)万が一コロナ感染していて症状がない場合もあり、検査しないと受け入れ不可能
のふたつの理由で搬送先が決まらないこともありました。
実際、自分が前に勤務してた病院でコロナ院内感染が出て
しばらく何の患者も入院受け入れ不可能になりました。
全くコロナと関係ない疾患で搬送され入院した患者が、
入院数日後にコロナ症状が出て検査陽性となり、勤務してた医療者に感染したのです。
以来、入院時検査陰性でも数日は「疑い」扱いで個室に入れることになり、
1日に受け入れられる患者数が激減した時期がしばらくありました。
とにかく。
具合が悪いのにどこにも搬送してもらえず、
亡くなっていった患者さんたちは大変にお気の毒です。
日本は今も、医療費を最低限に抑え込むために
「医療に従事する人数を最低限にしぼって少ない人間をこきつかう」ようになってます。
重症コロナ患者は、たとえば寝返りさせるにも最低4人の人数を要します。
(つながってる装置や管の数が多いから)
最低限の人数で運営している病棟に重症者がひとり入れば、
「ベッド」そのものは空いていても、そこを担当する医療者がいなくなるのです。
具合が悪いのに搬送してもらえず、患者さんが亡くなったなら、
その責任は明らかに、医療者の人数を少なくしていった日本国にあります。
日本の医療行政が、患者の死因です。
コロナ患者の救急搬送巡り訴訟
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=7663046
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