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2023年10月29日06:49

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有機野菜と遺伝子組み換え食品

有機野菜は、一定の基準で作らなければ、有機野菜とはいえません。有機野菜の基準として主なものは、過去2年間化学肥料や農薬を一切使わない状態の土地で作られる事。栽培を始めてからも化学肥料・化学農薬を使わずに生産する事。隣の畑と9m以上離れていなくてはいけない事。などなど有機野菜の条件はいろいろあります。

これらの条件がきちんと満たされているかというのを、検査協会が検査して、認定されて、初めて有機野菜と認められます。この有機野菜の基準は法律で定められるようになって、日本農林規格で認められた有機野菜には有機JASマークがついているので、見て確認できます。違反すると1年以下の懲役または、100万円以下の罰金があるのです。

続きまして、遺伝子組み換え食品は本当に安全なのでしょうか。この食品をめぐって、食べてもいいかどうか、いろいろ取りざたされています。現在、日本で問題になっている遺伝子組み換え食品は、米国ではあまり口にしない家畜などのエサ大豆です。日本では、豆腐、納豆、味噌、醤油と大豆は食卓に欠かせません。

また、私の大好きなトウモロコシも問題化しています。遺伝子組み換え食品とは、ある生物の遺伝子に別の生物の遺伝子を組み込み、全く違うDNAを造って栽培された作物です。こうした遺伝子組み換え技術の農産物を遺伝子組み換え作物といい、これらの作物を原材料とした食品を遺伝子組み換え食品と呼んでいます。

それにしても、どうしてそこまでして農産物を作る必要があるのだろうか。それは害虫に強く栽培しやすい作物を収穫するためです。つまり、農業の合理化で結論からいえば、害虫が食べられない作物が遺伝子組み換え作物ということです。ならば、害虫が食べられない作物を人間が食べても平気なのだろうか。

生産者側では、安全だといっているが実際には未知の部分が多いのです。人間が食べて病気になるということは長期的に見ないとわからないが、アレルギーを誘発する可能性はあります。さらに、続けて食べていると毒性を発揮するかもしれません。発がん性への不安もぬぐえない。生殖機能への影響もあるかもしれない。

体内に蓄積する慢性の毒物に関しては、まだ研究は充分に行われていないので、日本人が人体実験されている最中です。日本人の食卓に欠かせない醤油は、既に原料として遺伝子組み換え大豆を使用しています。日本の大豆の自給率は2〜3%と低く、大半をアメリカから輸入しているのです。

大手の醤油メーカーでは、こうした輸入大豆を使用しているので、組み換え大豆も原料として使用する事になっているのです。キリンビールには、遺伝子組み換えトウモロコシが使用されています。家畜の飼料や加工食品の原料となるフィールドコーンは、日本では殆ど生産されていないので、大半はアメリカから購入しているのです。

遺伝子組み換え食品は、虫を殺す毒を持っていますので農薬は必要ありません。生産コストは安く済むでしょうが果たして人間が食べても平気なのか?日本人は実験台になっています。ハワイでは、遺伝子組み換えパパイヤが見つかり問題になりました。遺伝子組み換えを行ったパパイヤにウイルスが繁殖してリングスポット病という病気が発生します。

パパイヤ農業全体が崩壊する危機に追い込まれました。有機栽培農業で 古くからのパパイヤを作っている農民たちは、自分たちの有機農業栽培の認証が失われると恐れています。さらにインドでは、独バイエル社がインドで遺伝子組み換え作物の商品化を行うのを断念して、撤退を表明しました。

バイエル社が開発実験をしていたのは、キャベツとカリフラワーの遺伝子組み換え作物で、バイエル社はすでにイギリスでの研究から撤退しており、オーストラリアでの商品化も断念しています。干ばつに見舞われて食糧不足のザンビアに緊急援助で米国は国産のトウモロコシを送ったのだが、遺伝子を組み換えが混入していたので、受け取りを拒否しました。

米国も国連も安全だから受け取るようにとお願いしましたが遺伝子汚染を恐れるザンビア側の姿勢は変わらなかったのです。飢餓に苦しんでいるザンビアが受入れを拒否したことには驚きました。それなのに、日本は、遺伝子組換え原料を使った物に有機大豆100%と表示し、豆腐や納豆の3割に、遺伝子組換え大豆が使われていたことが判明しています。

このような悪質な企業名・商品名を国民に公表すべきです。新しい実験的証拠では、遺伝子組み換え作物のトランスジェニック遺伝子(外来遺伝子)は消化器官に生息する細菌に移ることができることが示されました。この発見は、長期的に見れば我々の健康を害する恐れがあります。日本人は毎日知らないで遺伝子組み換えされた大豆を消費しています。

この事実は遺伝子組み換え植物から腸の微生物や腸に生息する細菌やヒトの小腸上皮細胞にトランス遺伝子が導入される可能性を示しています。英国のニューキャッスル大学の研究者達は正常な消化管を持つ成人12人と回腸人工肛門をもち排泄袋を使う人の7人を選んで研究をしました。

そして大豆バーガーや大豆ミルクシェーキを食べさせ被験者の糞便や排泄袋の中の排出物にトランス遺伝子(除草剤抵抗性の遺伝子)があるかどうかを分析したところ、糞便の中では見つからなかったが、排泄袋からは同じトランスジェニックDNAの断片が全員の排泄物から回収されたそうです。

つまり、トランスジェニック遺伝子は小腸で生き残ることができることを示しているのです。以上の研究結果から、トランスジェニック食品の抗生物質耐性遺伝子が小腸の細菌のゲノムに導入されるかもしれないという重大な懸念が生じたのです。

遺伝子組み換えに反発する国がこれだけある中、深まる健康と環境に対する影響の懸念、アメリカを中心に遺伝子組み換え作物の栽培が急激に拡大しています。食の安全性だけでなく、農薬などの土壌などの環境生態系への影響まで含めた総合的な対策が急務なのですが、遺伝子組み換え作物を喜んで受け入れる日本の大企業や日本政府は利益だけを求めて一体何を考えているのであろうか。未来が不安になるだけです。

石原莞爾平和思想研究会 (ishiwara-kanji.com)

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