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2023年10月09日18:28

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山門を出れば日本ぞ 茶摘みうた・・・

 表記の俳句、僕は久保田万太郎の作だと思っていましたが、
 調べてみたら、田上菊舎と言う江戸時代後期の女性俳人の作でした。
 宇治市にある黄檗山萬福寺の山門を出た時の俳句で、
 それほど萬福寺が中国の雰囲気だとの意味です。
 日本の禅宗には、曹洞宗、臨済宗と黄檗宗との3つの宗派がありますが、
 萬福寺はその黄檗宗の大本山です。

 10月4日、奈良に行く前に萬福寺に寄りました。
 その山門の前に着いた時、絶句してしまいました。
 派手なオブジェで飾られているのです。
 山門の脇の看板を見たら
 10月8日から12月10日までランタン祭りが開催されるとの事で、
 入場料を徴収する大規模なもののようで、
 境内では多くの人が準備をしていました。
 ランタンの飾られない所もあり、そこは人も少なく静かでしたが。
 萬福寺は中国の高僧隠元が開いた寺院です。
 隠元の名を留めるインゲン豆やレンコン、スイカを日本にもたらしました。
 そのため、境内は他の寺院とは違った雰囲気で、
 寺内で使われる言葉、儀式の作法なども明朝風に行われているとの事です。
 卍崩しと言われる意匠の欄干や、魚梆と呼ばれる木製の魚などもありました。

 萬福寺を出てからJRで宇治に行き、平等院に行きました。
 平等院は高校の修学旅行以来だと思います。
 平等院は、平安時代初期から、貴族や天皇の別荘があった場所に、
 藤原頼道が寺院として建てたもので、
 1053年(天喜元年)に、西方極楽浄土を思い描いたような
 阿弥陀堂(現・鳳凰堂)を建立しています。
 鳳凰堂の内部は、20分置き位に見学者を集めて、見る事が出来るようです。
 僕も内部を見ました。
 また、「平等院ミュージアム鳳翔館」が出来ていて、
 鳳凰堂の壁に掛けられた雲中供養菩薩像の半分が展示されていました。
 現在の鳳凰堂には、半分がオリジナル、半分がレプリカが掛けられているようです。

 平等院から宇治川を渡って対岸の宇治神社を経て、宇治上神社に行きました。
 宇治上神社は、拝殿も国宝ですが、
 本殿は、日本最古の神社建築と言われています。
 覆堂の内部には、内殿3棟が並んでいますが、これはよく見えませんでした。

 その後、JR宇治駅に戻って奈良線で奈良に行きました。
 学生時代、奈良線の山城青谷駅の近くに友達が行っていた大学の寮がありました。
 そこに3度位潜り込んで、奈良や京都を歩き回りましたので、
 奈良線は何となく懐かしい感じがしました。
 山城青谷の駅はどうなっているのかと思ったのですが、
 迂闊な事に快速に乗ってしまったため、よく分かりませんでした。
 奈良の駅も立派になっていました。
 昔は、暗い感じの古い駅でしたが、50年前の話ですから、同じ訳はないですね。
 奈良駅からホテルまで、三条通りを歩きました。
 今は、車道を狭めて歩道を広げた感じで、良い整備をしたなぁと思いました。
 そのため、学生時代に何度か通ったのですが、一新された感じで、
 初めての街に来たような気分でした。


 フォト蔵の調子が依然として良くないようなので、観られないかも知れませんが、
 一応写真をアップしましたので、宜しければご覧ください。
 https://photozou.jp/photo/album/2882708


【今日の一句】
 遅くない もう1軒と 千鳥足


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