ワシの時代は修行10年と言われたが、
今は研修医4年、前半2年はローテート、後半は自分の専門でやれる。
その後レジデント2年でとりえあず1人前、でも臨床経験は足りないな。
上の医者に教えてもらいつつ、自分で軽く失敗してリカバーしたり、
他人の大失敗に震え上がってやらかさないためにはどうしたらいいか悩んだり、
医療技術はともかく「トンデモ患者」に文句つけられて胃痙攣おこしたり。
そういう修羅場をくぐって医者になる。やっぱり約10年かかる。
診察室に入ってきた患者に「今日はどうしましたか?」と
堂々と言えるまでにはながーいくるしーい歴史アリ、だ。
そして、そこまでいかないと、意味ないのよね。
医学部に入った意味も医師免許とった意味もないのよね。
現役18歳で医学部入学、24歳で医師免許、だけが道じゃない。
浪人したり他の職業についたりのあとで、年くってから医者になる人間も
ナンボもいるし、一人前になってしまえばストレート組と何も違いはない。
なんかちょっとアレかも…と思ったら、休んでいいんだ。
休んでも、医師免許はなくならないし研修のやり直し制度もある。
死んだら何にもならない、あの地獄のような医学部受験も、
詰め込みすぎて脳みそ割れそうになる医師国家試験もなかったことになる。
ダメならちょっと休もう、今いる場所からちょっと逃げよう。
卑怯でもなんでもない。
医者なんだから、自分の心と体を一番大事にしよう。
自分を大事にできない人間は、実は他人も大事にできない。
具合悪いのをがまんしてる医者に診察なんかできないよ。
医者なんだから病気になるのはわざとじゃない、病人が悪いんじゃない、
何かの偶然だって知ってるよね?
じゃあ医者が病気になって具合悪くてもいい。
遠慮なく病気になって病人の経験したら、治ったあとは
患者の気持ちを知ってるいい医者になればいいだけ。
死ぬな、研修医!
■神戸の26歳医師自殺、労災認定 第三者委「長時間労働でうつ状態」
(朝日新聞デジタル - 08月17日 22:14)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=7528879
ログインしてコメントを確認・投稿する