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2023年07月16日23:28

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告白、あるいは完璧な弁護(자백)

IT企業社長ユ・ミンホの不倫相手キム・セヒが密室のホテルで殺された。事件の第一容疑者となったミンホは潔白を主張し、100%無罪を勝ち取る敏腕弁護士ヤン・シネを雇い事件の真相を探り出す ― 。そこで以前に起きた1つの交通事故がセヒの殺人に関係しているかもしれないと告白し、事件の再検証がはじまるが…。
錯綜する2つの事件と証言。その真実は誰のためのものなのか。欲望に隠された〈衝撃の事実〉に辿り着いたとき、切ない“痛み”があなたを襲う。 

密室殺人の容疑をかけられたIT企業社長ユ・ミンホには、ドラマ「ごめん、愛してる」「ドクター弁護士」など多くの作品で主演を務め、スリラー作品初挑戦となる人気俳優ソ・ジソブ。ミンホに雇われた“無罪率100%”の敏腕弁護士ヤン・シネには、海外ドラマ「LOST」で世界的ブレイクを果たし、「ペーパー・ハウス・コリア:統一通貨を奪え」の出演も話題の国際派女優キム・ユンジン。密室で不審死を遂げるミンホの不倫相手キム・セヒには、ガールズグループ「AFTERSCHOOL」のメンバーで、近年は俳優として新たな魅力を放つナナ。監督にはデビュー作『マリン・ボーイ』で麻薬をめぐる裏社会の人々の攻防をスリル満点に描いたユン・ジョンソク。圧倒的な存在感とカリスマ性を持つ俳優たちが譲れない演技対決を繰り広げ、緻密なプロットで描かれた予測不能な展開が観客を魅了し、本国では興行収入ランキング初登場第1位を記録。ここに新たなサスペンス・スリラーの傑作が誕生した。(映画 公式ウェブサイトより)





<2023年7月2日 劇場鑑賞>

 なかなかに凝った作りの映画でした。冒頭、密室殺人事件が起きます。被害者は若い女性。彼女と一緒にいた金持ちのおじさん(今回の主人公の一人ミンホ)も襲われてケガをしています。でも、扉も窓もすべて中から施錠されてました。当然、こんなにかわいい女性とおじさんですから、不倫関係なわけですが、でも二人とも襲われてるので、もう一人別の犯人がいるはずです。少なくともミンホはそう主張します。今、彼は世間の喧騒から逃れて、山深い場所に立つ別荘に引きこもり、なんとか自分の言い分が通るように「絶対に勝つ」弁護士を雇おうとしています。

 しかしながら、弁護士さんだって、依頼人にウソをつかれていては弁護できません。絶対に真実を話すという条件で引き受けると伝えるわけですが、双方一癖も二癖もあるわけです。また、一見関係なかったように見えていた他の事件も浮き上がって来ます。ありとあらゆる仮定で話が展開し、それらしい”再現ビデオ”が観客をミスリードします。どれも真実に見えるし、どれもウソに見える。依頼人も、なんとか弁護士を出し抜こうとするし、弁護士だって負けてない。まさに丁々発止でした。



<ちょっとネタバレ>

 ツッコミどころはあります。いくらなんでも、にわか仕立ての素人にあんなことはできないだろうとか、そこまで緻密に練り上げておいて、サインは研究してなかったのか、とか。しかし、細かいことはさておき、やっぱり人の命に係わるような事故を起こしたら、まず助けなければいけません。不倫がバレたからってなんだというのですか。人の命です。いくら奥さんに頭が上がらなくても、不倫の一つや二つ、甲斐性じゃないですか。若い人の命の方が大事です。山の中の道に監視カメラはなくとも、そこへ入るまでの道では録られているわけですから、なんとかなるわけはありません。人だって通るし。バカだと思いました。



 人の欲って、やっぱり怖い。真面目に平凡に生きるに限りますね。裕福に暮らせても、いろんな策を巡らせてばかりで疲れないのかと思いました。それと、私は常に母親目線なので「何とかなったのに」と、本当に悲しかったです。


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