シニア採用の問題が人手不足を解消するという話がテレビで出ているが私もその一人で40代後半で仕事を探してもいろいろな条件が付いて採用に至らないことはもっとたくさんの条件がある。
まずは経験、未経験で未経験だとダメ。
年齢制限してはダメなのに「後進の育成のため」と言って制限している。
それを職安も暗黙の了解としている。
そもそも雇う方が職場改善しようという気がない。
その根源を突き詰めていくと投資家や株主に私腹を肥やすことしか考えていない現状。
雇われる方も自分の衰えを知らない。
そもそも定年後にも働かないと生きていけない政治の問題。
こういうことが絡み合って結局何も解決しない。
で、安易に実習生の採用とか言い出す。
日本の経営者は実習生を私腹を肥やすための労働力としか考えていない。
それは人手不足を理由にしているが低賃金で長時間働かせてその上澄みを懐に入れる。
しかし、面倒な外国人の対応は「正社員」にやらせ、自分たちだけその恩恵いただく。
やってみると意外にラクもうかり、国外の正規工場視察を名目にハメを外し、飲み喰い抱く遊ぶを繰り返す。しかし、現場で苦労するのは駐在や出張で行く正社員であり、上は「ちゃんとやっとけよ」と言うだけで遊びに出かける。
この味を覚えてしまうとなかなか会社の改善には目が向かなくなり日本の日本人の労働環境は良くならないし、よほど使える人でないと採用されないという事態になる。
正社員は「保証があるのだから」と言う理由でこき使われ生活のためにと無理して働いて体調を崩す、精神的に病む、病気で死ぬことになる。生活のために自分の人生を破壊するしか残されていない状況になっている。
そんな状況下でシニアの採用なんてあり得ない。
実際、私などは人間の手の力量を100%要求される職場だったから採用するにも
経験者の方が良かったというより未経験でも若い人の方が物事をよく覚えられるので断然そちらに期待する。経験者でも戦力にならない生産量だと早々に辞めてもらうことも言ってきた。自分がそういう立場で仕事をしていたからシニアを雇わないという会社側の気持ちは理解できる。雇ってその人のせいで採算割れしたら採用した自分に責任を問われる。そうするとシニアの採用は100%ないということになる。
そもそも社会に余裕がなさすぎなのが問題。株主の問題は別の所で描いているのでそこを参照してもらいたいが、みんなギリギリでやっている。日々精一杯なのだ。乾いた雑巾を絞ることを何十年もやっているから賃金は上がらない。
それと老眼を経験すると分かるが見えないことがこんなにも仕事のスピードを落とすのか?と思うくらいだ。そうなると目が見えない分、仕事量も減るから若い人から見ると「何チンタラやっているんだ、クソジジィ」となる。自分も若い時にはそう思っていたから今度は言われる番になったということだ。
だから無理に働かなくても生きていける社会を作らないとそこら中に浮浪者や野垂れ死んだ人の死体が転がる事態になるだろう。仕事がないとかあるとかいう問題を超えて社会不安が増すことになることを覚悟しておかなければならない。
が、他人ごとではないことも同時に知っておくべき問題でもある。
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