米マイクロン、規制下でも中国に半導体投資 生産を分散
2023年6月17日 4:57
【シリコンバレー=渡辺直樹】米半導体大手のマイクロン・テクノロジーが世界各地でメモリー工場の増強に動いている。当局に規制を受けた中国では16日、陝西省西安の工場で43億元(約860億円)を投資すると発表した。15日にはインド新工場の検討が報じられ、日本への追加投資も決めた。世界各地に投資する全方位戦略でリスクを分散する狙いだ。
「この投資計画はマイクロンの中国事業とチームに対する揺るぎないコミットメント(責任)を示している」。マイクロンのサンジェイ・メロートラ最高経営責任者(CEO)は対話アプリ「微信(ウィーチャット)」上の発表でこうコメントした。
会社のウェブサイトではなく、あえて中国で主流のSNSを通じて西安の新しい生産ラインの計画を発信し、現地での雇用創出もアピールした。
中国でネットを統制する国家インターネット情報弁公室は5月、マイクロンの製品が国家安全に大きなリスクを与えるとして、重要な情報インフラでの調達を停止すると発表した。米国の半導体規制に対する対抗措置とみられている。
規制下でもマイクロンが投資に踏み切るのは、20年にわたる中国での投資や現地企業との協業を強調することで、中国側を懐柔する狙いがあるとみられる。マイクロンはコメント要請に応じなかった。
マイクロンはDRAM、NANDと呼ぶデータ保存のための半導体を手がけ、中国本土の売上高は全体の約1割にあたる。中国の規制は主にインフラ向けで、モバイル機器や家電向けが多いマイクロンの出荷すべてに影響が及ぶわけではないことも大きい。
一方でマイクロンは各国政府の補助や誘致政策を活用しながら、リスク分散を進めるしたたかな戦略を進めている。
米ブルームバーグ通信は15日、マイクロンがインドで半導体の後工程の工場建設を検討しており、10億ドル(約1400億円)から20億ドルを投資する契約に近づいていると報じた。インドのナレンドラ・モディ首相が推進する「メイク・イン・インディア(インドでものづくりを)」の意向に沿った形だ。
半導体の内製化を急ぐ日本に対しては5月、メロートラCEOが来日して岸田文雄首相と面談した。今後数年で最大5000億円を投じ、広島県のDRAM工場に最先端のラインを導入する計画を発表した。
自国でもバイデン米政権による半導体産業に対する527億ドルの補助金を活用し、米東部ニューヨーク州にメモリー工場を建設する。今後20年で最大1000億ドルの投資を計画している。
メモリーは足元では在庫調整で市況が悪化しているが、長期的には生成AIや自動車向けの市場拡大が見込まれている。半導体戦略は各国の思惑が交錯し、メーカーにとって投資計画のかじ取りはこれまで以上に難しいものになっている。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN16DJG0W3A610C2000000/
中共には約860億円ですが、日本には5000億円です。
さらにインドには最低でも約1400億円、米国には20年で最大14兆円です。
中共への投資とは桁が違います^^;
中共は外貨の持ち出しが出来ないので、中共国内で投資するしかなく、工場を維持する為の予算を組んで、投資と呼んでいるのです。
日経の記事を読んで、中共への投資を決めた経営者がいたら、その会社終わりだねw
マイクロン、インドの半導体パッケージング工場投資で合意近い-関係者
Sudhi Ranjan Sen、Sankalp Phartiyal
2023年6月16日 15:10 JST
少なくとも10億ドル投資へ−20億ドルに上る可能性も
米政府は中国以外のサプライチェーン強化に意欲
米マイクロン・テクノロジーは、インドに半導体パッケージング工場を設立するために少なくとも10億ドル(約1400億円)を投じることで合意に近づいていると、事情に詳しい関係者が明らかにした。(以下略)
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-06-16/RWC07ZT0AFB401
マイクロン、NY州に半導体工場 20年で最大14兆円投資
2022年10月5日 2:21 (2022年10月5日 5:08更新)
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN04DTS0U2A001C2000000/
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