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2023年05月11日18:40

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郊外の鳥たち(郊区的鳥 Suburban Birds)

 中国の気鋭監督チウ・ションの長編デビュー作。

地盤沈下が進んだため「鬼城」(ゴーストタウン)と化してしまった地方都市。地質調査にやって来た測量技師の青年ハオは、廃校になった小学校の机の中から、自分と同じ名前の男の子の日記を発見する。そこには、開発が進む都市で日常を謳歌する子どもたちの姿がつづられていた。やがてその子どもたちは、1人また1人と姿を消していく。

パラレルに進行する2つの物語の時制のズレを、同じ地平線を歩いているかのような感覚で描き出す。映画監督アン・リーの実子で「目撃者 闇の中の瞳」などで知られる俳優メイソン・リー、「台北セブンラブ」のホアン・ルーが出演。子役には演技経験のない素人俳優たちを起用した。(映画.comより)





<2023年4月30日 劇場鑑賞>

 ちょっと都会へ出たので、いろいろな映画を組み合わせることができたのですが、久しぶりに中国映画を見てみようと思い立ちました。少年たちが一杯出て来て「スタンド・バイ・ミー」みたいだな、という印象で、子供好きの私には楽しめるかな、と思ったからです。(ちなみに「スタンド・バイ・ミー」は、当時若かったこともあり、ほとんど印象に残ってません)

 でも実際は、少し不思議な映画でした。少年たちと、今を生きる主人公たち(測量士さんたち)とは、時間軸が違うはずなのに、記憶が交差してゆくのです。双眼鏡など、グッズも共通です。「イルマーレ」みたい。

 放課後に年長の子供も含め遊び続ける子供たち、イラン映画「友達の家はどこ?」並みに迷う子供たち、そんな描写が延々と続き、ゆっくりした映画でした。大人たちはと言うと、真面目に測量してはいるのですが、白昼堂々、野原みたいなところで機器もそのままに昼寝していたりします。中国の人って、あんなに大胆に昼寝するのかしらん。大事な機器を盗まれたらどうするんだろうと思いました。

 で、そこに子供たちが迷い込むことも。でも、メインの大人の主人公とメインの子供は同じ名前で、子供たちパートは過去(回想)のはずなんだけど、ときどき現在と交わって。友人の家を訪ねて行った子供たちは、結局どうなったのかわからず(多分たどり着けなかったんだと思う。でもそれならそれで、もう暗くなりかけてたから親が捜しに来るはずだし、そもそもそんな遠距離を友人が毎日通っていたとは考えづらい)、どこまでも不思議な映画でした。

 凡人の私には、ちょっと理解しづらかったかな。映像はきれいでしたけど。メインの主人公と絡む女性(建物の沈下を証言してた人)の役回りもあんまりよくわからなかったし。ちなみに子供たち、死体は見つけません。
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